ベック550スパイダーの魅力と輸入元のマルカツ自動車について

その昔、マルカツという外車を中心に販売していた自動車屋さんがありました。

バブルの頃~2000年ぐらいまでだったと思いますが、テレビや雑誌にも社長さんがよく出ていましたね。元々は大阪だったみたいですが、東京にも店がありました。場所は大田区の環七か環八沿いだったか忘れましたが確か田園調布だったと思います。

その当時は車屋さんの中では非常に勢いがある会社だったんですけどね。でも残念ながら社長が脱税で逮捕されて、その後に倒産か廃業してしまったようです。

でも当時の車やレース好きのご同輩ならマルカツと聞いて懐かしい!と思うのではないでしょうか。いろいろなスポーツカーの輸入元をしてましたからね。

中でも有名なベック550スパイダーやマルカツについて、覚えていることを紹介します。

PORSCHE

 

マルカツが輸入元のベック550スパイダー

当時のマルカツはロータススーパーセブンのレプリカのバーキンセブンや、ジェームスディーンの愛車として有名なポルシェ550スパイダーのレプリカのベック550スパイダーの輸入元をしていました。

マルカツが頑張ったこともあって、その当時の車好きの間ではベック550スパイダーもそれなりに知られていたと思います。雑誌の企画かテレビ番組の企画だったかはっきり覚えていないですが、タレントの所ジョージさんも所有していましたしね。所さんは自分好みにカスタムしていてカッコ良かったです。

 

私もこの車は好きでしたね。

何と言っても愛らしいスタイリングがいいですね。今時の若いおねーちゃんが見ても「かわいい」と言うんじゃないですかね。

それとミッドシップと言うのも車好きにはたまりません。魅力たっぷりの車だと思います。

ただポルシェ550スパイダーのレプリカは、ベック以外にもいろいろなビルダーが作っていたようですね

まあ本物の550スパイダーもそうかも知れませんが、ベックは初代ビートルのシャシーにFRPのボディを載せて組み上げたものですからね。ゼロから設計して作るのと比べれば比較的簡単に作れると思います。ですのでろいいろなビルダーが存在してもおかしくないですよね。この動画もベックではないかも知れません。

ただレプリカと言うと拒否反応を起こす方もいると思いますが、本物のスパイダーではタマもないでしょうし、金銭的にもよほどの大富豪でないと手が出ないですからね。

個人的にはレプリカという選択肢もありだと思います。

 

ベック550スパイダーのレンタカー

それからマルカツは当時、東京店で外車のレンタカーというか有料の試乗体験のようなサービスもやっていたんです。

車種はベック550スパイダーバーキンセブン、他にもチューンされたミニであるとかいろいろあったと思いますが今となってはあまり覚えておりません。

ベック550スパイダーには一度乗ってみたかったので、1994年の8月ぐらいだったと思いますが、友人と一緒に借りてみることにしました。

料金ははっきりと覚えていないですが、1万円ぐらいだったと思います。時間は3時間ぐらいじゃなかったですかね。3時間では遠出とかは無理なのでレンタカーとしては高いですよね。

でも運転してみたら本当に魅力的で楽しい車でした。

本物のポルシェのエンジンを搭載したモデルやロータリーエンジンのモデルもありましたが私たちが乗ったのはベースモデルです。ワーゲンの70馬力しかないエンジンなんですけどね。それでも560キロ程度の車重しかないので非力だとは感じませんでした。

ただ設計とかは古いですからね。やはり純粋にスポーツカーとして評価するなら厳しい点数になるかも知れません。

ミッドシップですからハンドリングもクイックなイメージがありますが、そんなにでもなかったと思います。私が以前乗っていた初代MR2の方が上でした。まあそれも当然ですけどね。

ただ大きな武器は軽さです。これが少々の設計の古さを補っていると感じました。それと運転の楽しさはまた別ですしね。ベック550スパイダーを運転していると思わずニヤニヤしてしまいます。

オープンということもありますし、あの独特のキュートなスタイリングですからね。メチャ人目を引きます。最も毎日こんな感じで他人様の注目を集めていたら、嫌になるかも知れませんけどね。

セカンドカーとして週に1回ぐらい乗るのが理想だと思います。

 

ベック550の中古車はあるのか?

ただベック550スパイダーは現在でも中古車として流通しているんでしょうか。

もし手に入れるとしたら、やはり個人売買しかないのかな?と、思ってグーネットなどで検索してみたら2~3台は出て来ますね。一応、中古車なら購入しようと思えば出来るようです。

でも金額的には結構なお値段がついています。よほど好きでないと手が出せないですよね。手に入れたら入れたでお金がかかるのは間違いないですし。

それと金銭面以外でも実際に維持するとなったら厳しいでしょうねえ。当時でもそうでしょうし、今となっては輸入元すらない状況ですからね。パーツとかもあるのか心配です。

もっとも構造が簡単なので、他の部品で流用が効くかも知れませんが、それこそドンガラ買って仕上げるぐらいのつもりがないと難しいでしょうね。

 

マルカツのその後とマルカツレースクイーン

それからマルカツはその後どうなってしまったのでしょうか。

ホームページはまだ残っていますけどね。それと元社員の方か関係者の方か分かりませんが、横浜で外車屋さんをやっておられるようですね。この会社が実質的な後継会社と言うことになるんでしょうか。

ただ輸入元をしていたバーキンセブンとかはどうなったんですかね。一時はマネーの虎で有名な南原社長のオートトレーディングルフトジャパンが輸入元をしていたはずですが。

いずれにしてももう新車では手に入らないと思います。

 

またマルカツはレース活動も積極的に行っていました。自分の所で主催したり、マルカツレーシングとしていろいろなカテゴリーのレースにも参加していました

ただ印象的だったのはレース活動そのものではなくマルカツのレースクイーンです。ほとんどTバックに近い斬新なコスチュームでしたからね。俗に言う「ツーケーダシマル」と言うやつです。

スケベなモータースポーツが好きなおっさんなら覚えておられる方も多いのではないでしょうか。

私も東京オートサロンに行った時に、マルカツのレースクイーンをすぐ近くで見たことがあります。もちろんメインは車でたまたまレースクイーンが近くにいたから目に入っただけでございます。その後、成り行きですぐ近くまで行ってしまいましたが偶然そうなっただけです。

 

まとめ

ベック550スパイダーを運転してみた感想と、マルカツについて思い出したことをアップしてみました。しかしバブルの頃は中古車や外車屋さんにも元気のある会社がたくさんあったように思います。

それとスーパーセブンのレプリカとかこのベック550スパイダーのような車を持てるような身分になりたいものでございます。

そういう身分になれて、こういった車をセカンドカーに出来たら楽しく魅力的なカーライフがおくれるでしょうね。

何とかそうなれるよう頑張りたいと思います。