カテーテルアブレーションの手術の体験談~術後の経過について!

人間なら誰でも年を取れば体にガタが来るものでございます。

わしも高血圧の家系ですからね。30代から薬を飲んでいます。ただそれ以外は50代後半になるまで大きな病気をすることもなく健康だと思っておりました。

しかし2018年の夏ごろに不整脈を指摘されました。それも心房細動によるもので良くないタイプの不整脈です。その後、2019年の3月に一度発作が起きて30数年ぶりに入院するハメになりました。

医者からは「薬を飲んでいれば現状維持は出来るだろう」とは言われてましたが一方でカテーテルアブレーションも検討すべきと言われておりました。

ですので2019年の12月に受けてみることにしました。せっかくですのっで今回はその体験談を記事にしてみました。

これから受ける方の参考になれば幸いです。

 

なぜカテーテルアブレーションを受けようと思ったか

まずカテーテルアブレーションですが、太ももの付け根の血管からカテーテルを入れて心臓内部を焼いて心房細動を治す治療法です。まだ始まってから20年程度だそうですが、ここ10年ぐらいで治療法として確立したのでしょうか?

体への負担も少なくリスクも比較的少ないと言われていますよね。そりゃ開胸手術に比べれば低リスクなのは間違いありません。

わしの場合はまだ50代で不整脈の症状が出てからそれほど時間も経過していないだろうから完治する可能性が高いとのことでした。それに気になる費用も高額医療費制度を使えばそれほどでもないですからね。

 

それとたまたまテレビ番組のカンブリア宮殿のテルモの回を見たのこともあります。番組ではおっさんの治療が20分ぐらいで終了してましたからね。そんなに簡単ならやらなきゃ損かなと思いました。

ただ医者にそれを話したら「そりゃちょっと話を盛り過ぎ!」と言われましたけどね。それと多分、不整脈の治療ではなかったんでしょうね。

 

あとわしの亡き母が2000年代の半ばぐらいにこのカテーテルアブレーションを受けています。母の場合は術後かなり良くなりましたからね。

と言うことでわしもカテーテルアブレーションを受けてみることにしました。

 

入院初日~カテーテルアブレーションを受けるまで

病院には事前に事前の検査で1日行きましたが入院したのは2019年の12月です。入院は4日間の予定ですが状況次第で延びることもあるとのこと。まあそうなったらその時ですね。

入院初日

で、入院初日は採血と心電図とレントゲン、そして心臓に血栓が出来ていないか調べるためにエコーでの検査がありました。この検査は胃カメラみたいに食道にエコーを入れて検査します。

わしは今まで胃カメラとかやったことがないのでどれくらい苦しいのか知らないです。ですので少しビビッてましたが1分程度で済みましたので苦しいには苦しいですけど何とか耐えられました。

入院初日はこれで終わりです。

アブレーション当日

アブレーション当日は朝から何も食べずにエコノミークラス症候群対策のためのタイツと専用のパンツをはいて待っておりました。8時半に父が来てくれて9時から治療開始です。

ただこういう時にわしのような独り者の中高年だと困りますね。今はまだ父がいますがもう高齢ですからね。朝早くから遠くまで来てくれましたがホントに情けないです。まあ今さらどうしようもないですが。

 

手術室に入ってベットに横になり、チンチンに尿管を入れてもらいましたがこれが少し痛かったですね。思わず「イタタタ!」と声が出ました。

ただ記憶があるのはここまでですぐに寝落ちしてしまいました。当然ながら治療中は痛みとか何も感じなかったですね。

 

術後に急性心不全に?

先生からは事前に「治りにくい心房細動の可能性がある」と言われていました。そのためなのかわしの場合は倍の時間がかかりました。普通は3時間程度らしいですけどね。

ですので終了したのは午後3時ぐらいだったようです。当然ながらその時点ではまだ寝ていて意識はありませんでした。後から父に聞きましたが頭を叩いても起きなかったそうです。

息が苦しくて目が覚める

意識が戻ったと言うか一旦目が覚めたのは、何時か分かりませんがおそらく午後6時は過ぎていたと思います。なぜ起きたかと言いますと苦しくて息がまともに出来なくなってしまったからです。

もう必死の思いでナースコールを探して看護師さんを呼びました。この段階でもあまりに苦しくてマジで死ぬかと思いました。

記憶もほとんどなく覚えているのは「わしはこのまま死んで行くんですか?」と看護師さんに聞いたことぐらいです。「大丈夫ですよ。これからいろいろやりますから」と言って下さいましたがそのままベッドごと集中治療室に入ったようです。

死んだ夢を見た?

その後もずっと眠り続けていたようですが、途中ではっきりと夢を見ました。どんな夢かと言いますと、父がわしの遺体をいつまでに引き取れば良いのか病院の方と相談している夢です。

「ああ、やっぱりわしは死んだのか・・」と思いました。情けない人生だったなと。せめて家の仲ぐらキレイにしておけば良かったとかいろいろなことが思い浮かびましたが今さらどうしようもないですよね。

それからまた何も覚えておりません。ただオカルトチックな話になってしまいますがあのまま夢の続きを見ていたらもしかしたら三途の川とか見たのかも知れません。

それと本当に死ぬ時もあんな感じかも知れませんね。

次に気が付いた時

何時頃かさっぱり分かりませんが、次に気が付いた時には本格的な酸素吸入器を付けて薄暗い所で寝ておりました。「あれ?わしはまだ生きとるのか?」と本気で思いました。

そうしたら看護師さんが近くに来たので一生懸命声を出して、

「ここは霊安室ですか?」

「いえ、集中治療室です」

「まだ生きとるんですか?」

「もちろんですよ」

と、こんなやり取りをしてそのまままた寝てしまいました。

はっきりと目が覚めたのは・・

はっきりと目が覚めたのはそれからまたしばらくしてからです。どれくらい時間が経過していたのか分かりませんけどね。

看護師さんに時間を聞いたら朝の6時半とのこと。手術室に入ったのが前の日の9時前ですからほぼ1日近く寝ていたことになりますね。

ただこの頃には苦しいとかまったくなくて、全部は食べられなかったけど朝食も食べて歩いて一般病棟に戻りました。

看護師さんの話によると急性心不全と尿の出が悪くて肺気腫になってしまったようです。何人かの看護師さんが「昨日は苦しかったですねえ」と声をかけてくれましたがやはりかなり苦しがっていたんでしょうね。

その後先生から少し説明があって心房細動の治療自体は上手く行ったとのことでした。ただ退院は経過を見るため1日延びることになりましたが特に問題もなく、無事に退院することが出来ました。

 

カテーテルアブレーションの術後は?

これを書いている時点で術後約20日ぐらいです。その後は心臓に違和感を感じることもなく脈が乱れたりとかもそんなに感じません。

一応、問題ないと言うか痩せたこともあって体調はすこぶる良いと感じます。ダイエットもこのまま頑張って出来ることなら20代の頃の体重まで落としたいですね。

ただまだこれから術後の診察がありますし、そこで何と言われるか分かりません。何とかこのまま収まって欲しいですけどね。

 

しかしカテーテルアブレーションを受けても1度で完治するとは限りません。事前の1回で治る確率は約75%前後、2回やると89%ぐらいとは聞いていました。

わしの場合は治りにくいタイプの心房細動だとのことですのでもしかしたら再度カテーテルアブレーションを受けることになるかも知れません。ただ出来ることならこのまま再発することなく行って欲しいです!

ただその時はその時ですし、先生からこのまま治る可能性も十分あると言われてますからね。お酒もしばらくは口にすることなく規則正しい生活・食事をするよう心がけようと思います。

 

追記 2020..1.23

一昨日アブレーション後の診察を受けて来ました。おかげ様で何とか順調に来ているようです。

先生からは血液検査も心電図も問題ないと言われました。この後もしばらくは今までと同じペースで薬を飲んで、次回の診察はまた1か月後です。

このまま問題なく行って欲しいです!

 

最後に・・

と言うことで今回わしが受けたカテーテルアブレーションの手術の体験談をアップしてみました!これから受ける方の参考になれば幸いです。

それと体への負担は少ないとは言えやはりリスクはゼロではないです。わしのように苦しい思いをすることもあるかも知れません。事前にお医者様に根掘り葉掘りいろいろと聞きまくった方が良いと思います。

 

それとこのまま死ぬのは嫌です。せめて何か爪痕と言ったら大げさですが少しでも国や世間様のお役に立ちたいです。そのためにももう一度、いろいろな面で頑張ると同時に毎日を丁寧に生きて行こうと思います。

あと父も高齢ですので何とか親孝行したいです!