宇崎竜童デビュー50周年メモリアルコンサート@大阪新歌舞伎座

2023年の11月11日に宇崎竜童さんのデビュー50周年メモリアルコンサートに参戦して来ました。めっちゃファンかと言われれば正直、そんなこともないですが、中学生ぐらいの時に良く聴いてましたからね。

遠路はるばる大阪は上本町の新歌舞伎座まで行きましたがわざわざ行って良かったです。チケット代が高騰する中で手頃な価格だったこともありますけどね。

大阪にもまた行けたし一泊して良い気分転換にもなりました。と言うことで今回はコンサートの感想を記事にしてみました!

 

宇崎竜童さんと言えば・・

宇崎竜童さんと言えばダウン・タウン・ブギウギ・バンドですね。途中からダウンタウン・ファイティング・ブギウギバンドになりましたが。

デビュー曲よりも3枚目のシングル「スモーキン・ブギ」が大ヒットして世に出ました。今の若い方は知らんでしょうが、昔はシングルレコードと言うのがありましてねw

私もこのレコードを持ってましたが、もしかしたら私が買った初めてのレコードだったかも知れません。

 

その当時はコミックバンドとまで行かないまでも色物的な扱いも受けたのかも知れません。でもそこは宇崎さんの作曲家としての才能がありますからね。一発屋で終わるなんてことはなかったです。

特に「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」は一世を風靡してアンサーソングが出来たり同名の映画が製作されたり社会現象にもなりました。他にもCM曲の「サクセス」とか映画の主題歌「欲望の街」とか70年代後半はかなりのヒット曲を世に送り出しました。

 

また作曲家としても奥様の阿木燿子さんと組んで多くの曲を提供しています。wiki見ると作曲家としての方が主のような感じですね。

特に「ロックンロール・ウィドウ」など山口百恵さんに提供した曲はヒット曲、名曲揃いですね。

 

それから音楽以外にも俳優としても活躍されています。個人的に印象に残っているのはやはり主演のTATTOO<刺青>あり」ですかね。

あと最近だと「罪の声」「BAD LANDS」、レビドラマならNHKの「ハゲタカ」が印象に残っています。

 

奥様の阿木燿子さんがプロデュース&ナビゲーターに!

宇崎さんと言えば奥様の阿木燿子さんも有名ですよね。作詞家や女優として活躍してこられました。若い頃にはモデルもしておられたようです。

そして今回の東京と大阪の50周年メモリアルコンサートは阿木燿子プロデュースと銘打っています。それだけじゃなく当日はナビゲーターとして参加されてました。

 

コンサートは阿木さんが曲の紹介をして3曲ぐらい演奏してまたMC、と言う感じで進行して行きましたがMCでのお二人のやりとりも微笑ましかったです。

特に宇崎さんとの昔の話や曲の裏側とか面白かったですね。「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」阿木さんが久しぶりに作詞したので一番と二番で文字数がバラバラだったそうです。

そのため曲が付けられなくて、仕方なくサビ以外はしゃべったらそれが受けたと言っておられました。ケガの功名ですね。

 

またジプシーマリー」は当時お二人が住んでいた横浜の駅からアパートへの道の途中にストリップ劇場があったそうです。その看板を見て作詞されたとの事。

だから歌詞に特出しとか出て来るんですね。ただ見た目もしゃべり方も本当に上品な阿木さんの口からストリップなんて単語が出て来るとはねえw

 

宇崎竜童50周年メモリアルコンサートの感想

それでメインのコンサートの感想でございますが・・結論から言えば遠路はるばる岐阜県から大阪まで行って良かったです。

セットリストはこの画像通りです。DTBB時代から竜童組、その後の宇崎竜童 & ruコネクション with 井上堯之の曲へと続いて行きます。

DTBBの曲は中学生から高校生ぐらいの時に良く聴いてましたからね。ほとんど知ってますし「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」など懐かしの曲が生で聴けてうれしかったです。

でも竜童組以降の曲はほとんど聴いたことがなかったですが、今の時代はネットと言う便利なものがありますからね。しっかりと予習して行きました。

そのかいあって?竜童組以降の曲でも楽しめました。と言うかめっちゃ良いやんけw

太鼓などロックに和のテイストを取り入れたスタイルですが、何よりも曲が勇壮でかっこいいですね。神取忍さんの入場曲のGET IT BACKザ・カムイ等々。

宇崎さんも30年ぶりとか言ってたかな? 自ら和太鼓を叩いて頑張っておられました。

 

その後、宇崎竜童 & ruコネクション with 井上堯之の曲からアンコールに移って行くわけですが、アンコールもきっちりとやって下さいました。個人的には「スモーキン・ブギ」「ロックンロール・ウィドウ」などブギ、ロックンロールメドレーが懐かしい曲ばかりで良かったですね。

と言うことで約2時間45分間の中身の濃いコンサートでございました。不満な点を強いて上げるなら個人的に一番好きな「サクセス」が聴きたかったかな。あとブルース系の曲もね。

 

最後に・・

宇崎竜童さんも2023年現在、御年77歳でございます。それにしては若々しいw

そりゃそこらのジジイと比べてはダメですけどね。あんなジジイいませんわ。

仕事がある限り続けるとのことですが、あの調子なら奥様の阿木燿子さんと一緒にまだまだ精力的に頑張って下さると思います。

また来年の12月に大阪の新歌舞伎座でのコンサートが決まったそうですからね。私もまた機会があれば足を運んでみたいです。