代用魚は食品偽装・詐欺にはならない?それとも嘘・デマなのか

近年、食材偽装が忘れた頃に事件や話題になりますよね。

利益第一主義の会社、ブラックな会社もまだまだ存在するのでこういった問題を完全に無くすのは難しいかも知れません。しかし食に関する部分ですからね。安全性の面からも心配になります。

ですので関係者の方には商売人としての誇りやモラルを持って頑張って頂きたく思います。それと国などの関係省庁にもきちんと仕事をして頂きたいですね。

ただ気になるのは代用魚ですね。代用魚以外にも代替魚とか開発魚という名前も使われていますが、考えてみればこれも一種の食材偽装になる可能性もありますよね。

それとどれくらい出回っているのかとかいつから流通しているのかも気になります。そこで今回は代用魚について調べてみました!

寿司

 

代表的な代用魚は?

代用魚と言うと、有名なところではシシャモがあります。

これは歴史があるというか結構前から別の魚ですよね。魚の種類としてはキュウリウオかカラフトシシャモがシシャモとして出回っているとのことです。しかしキュウリウオもカラフトシシャモも実際には本物のシシャモとはかなり味が違うようです。

それでも今ではこちらの方が一般的なシシャモということになってしまっていますからね。それも1970年代からとのこと。まあそんな前からならそれでもありなのかなという気もします。多くの方が知っているということもありますし。

と言うことで個人的には何十年も前からシシャモとして出回っているならそれがシシャモでも良いと思います。

それから私はエンガワが好きで回転寿司でよく食べますが、多くの場合ヒラメではなくオヒョウという魚だということです。

オヒョウはヒラメより大きくてエンガワの部分がたくさんとれるみたいですね。でも個人的には味がほとんど変わらないのであればありなのかなという気もします。

それに聞いたことのない魚の名前がメニューに書かれていてもねえ。どれにしようか逆に困ってしまいますし食欲も失せてしまうかも知れません。

厳密に言うなら食品偽装になるかも知れませんが、それを思うと微妙な所ですね。

 

代用魚の件はデマ・嘘?

シシャモやオヒョウ以外にも代用魚はたくさんあります。例えばマグロはアカマンボウ、クルマエビがブラックタイガー、ギンダラがムツやタラの代用魚として有名です。

また回転寿司でも多くの代用魚が使用されているとも言われていますよね。もしかしたらほとんどがそうではないかという話もあります。

ただ代用魚ばかりを寿司ネタとするには商業的に無理があるとのこと。と言うのも今や回転寿司はほとんどが全国展開しているチェーン店ですよね。1日にかなりの数の魚が必要です。そのためマイナーな魚だとそれだけの数を調達出来ないので逆に高くついてしまうそうです。

ですので回転寿司で回っている魚はほとんどが代用魚と言うのはデマだと思います。オヒョウとか一部の魚だけでしょうね。

ただ個人的には仮に代用魚がたくさん使われていたとしても、あの値段で食べられるのですから仕方がないかなとも思っておりました。でもそうではないようですので安心?しました。

 

法律上は問題ないのか?

ただそうは言っても多少なりとも代用魚が使用されているならば、法律上は問題ないのかということは気になるところです。

景品表示法とかにひっかからないのでしょうか。と言うかひっかからない方がおかしいと思いますけどね。まあ素人考えですが。ただいずれ表示方法とかで何らかの対応が求められるようになるかも知れませんね。

ただオヒョウのエンガワをヒラメのエンガワとして出しているなら別ですが、単にエンガワならそうには違いないですからね。

また多くの代用魚には和名も付けられていて、あながち嘘とか偽装とは言えないらしいです。現時点で大きな問題になっていないということは、今の段階では法的には大丈夫ということなのかも知れません。

それにほとんどの回転寿司の会社は上場していますからね。このご時勢に上場企業が何年も法に抵触するようなことを続けられるはずがないですからね。回転寿司チェーンに関しては法的には問題ないと言っても良いはずです。

いずれにしても企業努力の面もあると思います。頑張ってあの価格で提供して下さるのですからありがたい話ではあります。

 

ただ一部では安く仕入れた代用魚を高級魚と偽って出しているような所もあるかも知れませんね。でもそれらをすべて調べようがないですからね。

関係者のモラルに期待するしかありません。

 

まとめ

今回はシシャモなど代用魚の問題について考えてみました。

まあ個人的には美味しく頂ければ何でもOKだと思ってますけどね。それに1970年代からシシャモとして流通しているものなら大きな問題はないと思いますが。

それと回転寿司などのネタはほとんどが代用魚と言うのは嘘・デマで間違いないと思います。

とは言え中には悪質なことをやっているお店もあるかも知れませんね。しかしそういった偽装を見破るのも消費者では難しいです。

関係者のモラルや関係諸機関に期待するしかなさそうです。