2019年の3月にGoogleがアルゴリズムをアップデートしましたね。今回のアップデートはかなり大規模なものだったようです。
その結果、検索結果がかなり変化しました。大きな影響を受けたサイトやブログも多かったはずです。と言うか阿鼻叫喚に近いような感じですね。
しかし検索エンジンはGoogleだけではありません。Bingもありますよね。でも苦戦が続いていてユーザーが増えないように見えますが・・
そこで今回はBingを使ってみた感想を述べてみたいと思います。あと日本の検索エンジンのシェアも調べてみたのでアップしてみます。
Bingで検索してみた!本当に使えないのか?
Googleで「Bing」と検索すると、使えないとか検索結果がおかしいとか出て来ます。でも実際にはどうなんでしょうか?
で、早速検索してみましたが、結論から言えば使えないことはないと言うのが個人的な感想です。確かにひと昔前は使えないイメージがありましたけどね。
でも当然ながら、Bingもサービスを提供している以上頑張ってアップデートしているはずですからね。検索結果も進歩していて当然です。
ただGoogleと比べるとやはり精度が落ちるのも事実だと思います。いくつかのワードで検索結果を比べてみましたが、Bingだと満足のいく結果が出ないこともありました。
しかし少ないかも知れませんが、逆にBingの方が満足が行く場合もあると思います。Googleは昨年から個人のブログに対して厳しくして下さっていますが、レビューとか体験談とかそういうのを見たい場合もありますからね。
あと画像検索、動画検索は個人的には悪くないと思いました。特に動画検索はGoogleでは出てこない動画とかも見つけられましたしね。
まあアメリカのYahoo.comは検索エンジンにBingを採用しているそうですからね。腐ってもYahoo.comが採用しているぐらいですから一般的に見ても使えなくもないはずです。
とは言え気になる点もありまして、検索結果の横や下に出る関連キーワードですね。これが全然関連していないと言うか、かなりトンチンカンで何でこんなキーワードが出て来るのか分からない場合も多いです。
これは早急に何とかして欲しいですね!
追記 2020.5.28
2020年の5月にまたGoogleの大規模なアップデートがありました。個人のブログやアフィリエイトサイトに大きな影響が出ているようです。
私のように元々PVが少なければそんなに影響ないですけどね。
ただ正直、使えないと思う方もいるかも知れません。私も再びメインの検索エンジンをBingに変更しましたが・・
検索結果は大分良くなったような気がします。ただ画像検索や動画検索、それからニュース検索とかは逆に退化しているように思いました。
Googleで再度検索し直す必要があります。何とか頑張って欲しいですけどね・・
日本の検索エンジンのシェアは?
それから気になるのは検索エンジンのシェアです。それとBingはどれくらい使われているのかも気になります。
もちろんGoogleが圧倒的に強いのは調べるまでもなく分かりますよね。特に日本ではそうでしょうね。
で、こちらの記事によりますと2019年の3月はGoogleが74.8%、Baiduが9.9%、Bingはその次で9.6%とのこと。以下Yahooとかが続きますが、アメリカでしたらYahooもBingですので10%強ぐらいでしょうね。
それでも世界的に見れば、Google以外の検索エンジンが合計で25%のシェアを分け合っているんですね。日本よりも健全かも知れません。
その日本ですが、ご存知のように日本の場合、YahooもGoogleの検索エンジンを使っています。そのためGoogleがほぼ一強状態ですよね。Yahoo+Googleで95%ぐらいだそうです。
一方、Bingは少し前のデータになりますが、3.9%程度しかありません。おそらく最新の調査でもこんなものでしょう。
ただこれではねえ。健全と言えるのかとなると・・
追記 2020.5.28
こちらの記事によりますと、日本の検索エンジンにおけるBingのシェアも上がって来ているようですね。前回の2019年8月の調査結果より4.1%上昇し11.27%になったとのこと。
ついに10%を超えて来ましたね!2020年の5月にまたGoogleの大規模なアップデートがあったので、今後もう少しシェアを伸ばすかも知れません。
Googleが目指す方向は間違っていないと思うが・・
と言うことで今の日本のインターネットの現状ではGoogleの存在が大き過ぎますよね!対抗できる検索エンジンが存在しないのでそれも仕方ありません。
それにすべての情報を整理するとかユーザーの役に立つ検索結果を表示すると言う方向性は検索エンジンとしては当然のことですし、また企業としてのGoogleがこの先どんな発展を遂げるのか楽しみではあります。
しかしアドセンスの審査の仕方や一方的なアカウントの削除とか見ているとねえ。殿様商売極まれりと言う気がします。
また今回のアップデートでアフィリエイターさんの中には収入が10分の1になった方もいるとのこと。古くはパンダやペンギンアップデートを乗り越え2018年の夏の終りの健康アップデートも切り抜けて来た方でも今回は圏外に飛ばされたりしたそうです。
特にYMYLと言われる美容・健康・医療とや、マネーや投資に関する個人サイト・ブログはかなり影響があったようです。私の株式投資や健康関連のブログも酷いものです。
最もいろいろとこの分野は問題がありましたからね。アフィリエイターさんたちがやりたい放題だったと言うこともあります。
しかしこの手のキーワードで検索すると、国や県や市などの公的機関や大企業のサイトばかりと言うのはどうなんでしょうか。もちろんウソ偽りは論外ですが、良質なレビューや体験談などは必要だと思いますけどね。
大規模なアップデートのその後は?
追記 2019.11.25
2019年3月の大規模なアップデートの後、6月にも大きなアップデートがありました。このアップデートもかなり影響があったようですね。
おかげでわしのブログは虫の息となってしまいました。ただ細々とケツ割らずに続けて来ましたが、やっと諦める決心が付きましたけどね。
その後も細々としたアップデートは続いていますよね。でもYMYL関連のブログやサイトの状況はは基本的に変わらないようです。
わしがずっと追いかけて来たマイナーな健康関連のワードで検索すると、酷い場合は10年ぐらい更新されていないブログやサイトの15年ぐらい前の記事が1ページ目の下の方に表示されたりします。
これではまともなレビューや体験談を探そうも探すことすら出来ないですよね。SNSで検索する人が増えるのも当然です。
それと結局、Googleなんて今も昔も被リンクだけだと思います。パンダやペンギンで飛ばされて更新が止まったサイトでもおそらく被リンクがついているので再び上がって来ているのではないでしょうか。
また中にはトンチンカンな記事や明らかに間違っていることを書いてある記事でも上位に表示されている場合もありますからね。とてもコンテンツの中身まで見ているとは思えません。
一部ではGoogleを神のように崇め、「今や人口知能と言っても良い」なんてことを言っていたSEOコンサルタントもいますけどね。でもそんなレベルにはありません。
ただGoogle様はこの手の太鼓持ちの育成には成功されたようです。それと自作自演の被リンクを見抜く精度は各段に上がっているのは事実でしょうけどね。
最後に・・
今回はBingを使ってみた感想と、世界、そして日本の検索エンジンのシェアなどについてまとめてみました!
個人的には検索エンジンがGoogle一択と言うのは健全ではないと思います。ただそれだけGoogleが優れているからでもありますけどね。
しかし今回、Bingを使ってみたら、それほど悪くはないと言うのが正直な感想です。ですので日本でももう少しシェアを伸ばしてもおかしくないと思いますけどね。
と言いますか、個人的には是非ともそうなって欲しいです!