すべての方に当てはまるとは思いませんが、わしらスーパーカー世代のおっさんにとってはやはり車=スポーツカーでございます。
でもスポーツカーの存在を時代が許さなくなってしまいました。
それも仕方がない面もありますが、やはりわしらおっさんにとっては寂しい限りです。
それに今の若い衆はスポーツカーはおろか車そのものに興味を示さない人が多いらしいですからね。
中には免許もいらないと言う輩までいるそうです。
でも免許、車がないと都会ならさておき田舎だと不便だと思いますけどね。
スーパーカーブームとは?
1970年代の前半から中ごろにかけて、スーパーカーブームというのがありました。
きっかけは池沢さとしさん原作の漫画「サーキットの狼」です。
ですのでその頃に小学生~中学生ぐらいの少年たちはスーパーカーブームの洗礼を受けています。
わしもその1人でございますが、ロータスやフェラーリ、ポルシェ、デトマソ・パンテーラなどのスーパーカーに夢中になりました。
今から思えばロータス・ヨーロッパはスーパーカーのくくりには入らないと思いますけどね。
スポーツカーはオッサンのもの?
それはさておき、わしらの世代にとっては車の基本はスポーツカーという感じです。
好きな車=スポーツカーと言ってもいい感じですね。
でも最近の若者たちや子供たちはスポーツカーに興味がないようでございます。
子供の頃から車と言えばミニバンやワゴンばかりだった世代ですからね。
それも当然かも知れません。
わしらみたいに好きな車を見て心底カッコいいと思ったこととかあるのかしらんと思ってしまいます。
また本屋で車の雑誌を立ち読みしているのもほとんどオッサンばかりです。
ですので個人的には今ではスポーツカー=オッサンの乗り物だと思っています。
現実を見てもS15シルビアとかR34スカイラインとか三菱のFTO、トヨタのMR2、マツダのRX-7とかが生産終了になったのが2000年から2001年ですからね。
もうかなり前になってしまいました。
2001年以降はスポーツカーの「失われた10年」とも言うそうですが、10年を超えてしまっていますよね。
スポーツカー復活の兆し?
それはさておきスポーツカーが復活するとう噂やニュースも流れてくるようになりました。
スポーツカー好きにとってはうれしい限りでございます。
自分が乗る乗らないは別にして、たとえ少しでもこういった車たちが存在しないと寂しく感じます。
それと現在ミニバンとかに乗っていてもたまにはスポーツカー車のステアリングを握りたいと思っている方も多いかも知れません。
わしもその昔、初代のRX-7に乗っておりました。
そのRX-7は大学4年の時に買ってそれから3年弱乗りました。
今の水準から見れば動力性能も知れていますし足回りもプアだと思います。
それにデザインも今から思えばイマイチかなという気がしますね。
それでも当時はそれなりの存在感みたいなものはあったと思います。
何よりも出て来た時の衝撃はもの凄いものがありました。
何と言ってもリトラクタブルヘッドでしたからね。
今ではリトラクタブルヘッドも絶滅してしまいましたがおっさんにとってはスポーツカーの代名詞みたいなものですからねえ。
ライトが飛び出るというだけで近所の子供たちのヒーローでした。
乗っていたわしも子供たちの尊敬を集めていた?はずです。
いずれにしてもまたわしらのようなおっさんや子供たちがワクワクするような車が出てきてくれることを願っています。
ただ一方ではスポーツカー復活の動きもありますよね。
ホンダもNSXやS660を来年投入するようですしね。
マツダもロードスターのモデルチェンジを控えていますしもしかしたらロータリーの復活=RX-7の復活もあるかも知れません。
トヨタもコンパクトFRやスープラの復活という噂もありますよね。
これらの車が実際に販売されて、そこそこ売れればスポーツカーブームの再来と言ってもいいと思います。
そうなってくれればわしらの世代にとってはうれしいですね。
まあ歴史は繰り返すと言いますしね。
サイクルというものもあるでしょうし、エコカー、ミニバンの反動というのもあるかも知れません。
でも現実にはどうでしょうか。
最近の若者がこういう車に興味を示しますかね。
こういった車が発売開始になったとしても買うのはオッサンばかりということもありうるかも知れません。
それでもそこそこ売れるならいいですけどね。
最も現実的な問題としてスポーツカーをどこで走らせるかということもありますよね。
このご時勢に公道でスピードを出すわけには行きません。
ですのでもっと手軽に走ることができるミニサーキットのようなものが増えないとダメですね。
ということでスポーツカーブームの再来にはいろいろな面でハードルが高いと思います。
それでもわしは心がときめくような車が再度出てくるといいなと思っております。
旧車や名車、スポーツカーがレンタカーで楽しめる!
旧車やスポーツカー、あるいはスーパーカーや高級車などのレンタルしてくれる会社も増えて来てますね。
わしが知らなかっただけでいろいろな車が借りられるようです。
こちらのサイト様が詳しくまとめて下さっています。
全国に38店舗もありますね。
オープンカー専門とかもあるようです。
ただ値段がもう少しリーズナブルだったら言うことないですけどね。
わしもその昔、ベック550スパイダーのレンタカーをレンタカーとしては高い料金で借りたことがあります。
でも遊びと割り切ればそんなにでもないと思いますけどね。
最も当時は今と比べれば余裕はありましたけど。
いずれにしても旧車、名車、スポーツカー好きとしては、この手のレンタカーがビジネスとして定着することを願っています。
そして機会があれば是非、わしもレンタルしてみたいですね。
マニュアル車が復権しつつある?
私は免許を取って以来、9台の車を乗り継いで来ました。
そのすべてがマニュアル車です。
個人的には車=マニュアル車だと思っております。
もちろん今では私のような人間はごく一部でしょうね。
でも一部ではマニュアル車が復権しつつあるようです。
クルマ好きなら捨てちゃおけないMTの逆襲という記事がありましたが、この記事を読むとそう思えて来ます。
アテンザのディーゼルの実に17%がマニュアル車とは驚きました。
私たち世代の昔、走り屋だったおっさんたちがマニュアル車を選択しているんですかね。
あとメルセデスのSLKにも久しぶりにマニュアル車が設定されたとあります。
やはりSLKじゃスポーツカーですからね。
いくらメルセデスと言ってもマニュアル車の設定はあった方がいいのではないでしょうか。
しかしMTの逆襲とはこれまた結構なことでございます。
私たちのような車好き、モータースポーツ好きのおっさんにとっては非常に喜ばしいことでございます。
このまま行ったら日本の車文化というようなものはなくなってしまうのではないかとすら思っておりました。
もちろん車文化=マニュアル車なんてことはないですけども。
でも車文化の1つではあると思います。
ただこの記事にありますが、1985年はマニュアル車の比率が実に51.2%だったんですね。
この数字には少なからず驚きました。
1985年と言うと私が初代RX-7に乗っていた頃ですが、そんなにマニュアル車が多かったかな?と思いますけどね。
ちょうどATが普及しだしだ後ぐらいでしょうか。
しかしその10年後の1995年でも19.2%です。
5台に1台がマニュアル車と言うことですからね。
2000年でも8.8%ということで激減したのはまだここ数年なんですね。
私はてっきり90年代半ばには5%ぐらいになってしまったのかと思っておりました。
でもそろそろその反動も出て来ていると言うことでしょうか。
やはり車を楽しく走らせるにはマニュアル車の方が上でございます。
俗に言うfun tio driveと言うやつですね。
最もその車の性格やキャラにもよりますけどね。
それとその方に運転の技術にも左右されるのも事実です。
あと個人的にはマニュアル車の方が安全なようにも思います。
マニュアル車を運転したことがない方から見れば難しいとか危ないと思うでしょうけどね。
とは言え私も最近の出来のいい、スポーツモードとかパドルシフトとかが付いたATならそれでもいいかなとも思わないでもありません。
理想は足に使う車ならAT、趣味の車であればマニュアル車といった感じがベストでしょうけどね。