長塚古墳@岐阜県可児市は中濃・東濃地方最大級の前方後円墳!

私は子供の頃から歴史好きでございます。

ですので古墳も好きです。今までに古墳のメッカ奈良県を始めとして遠くは岡山県などいろいろな古墳を見て来ました。

また現在、私が住んでいる可児市には東濃地方最大級の前方後円墳の長塚古墳があります。見て頂ければ分かると思いますが、結構大きな古墳です。

歴史ファン、古墳ファンとしては多くの方に見て頂きたいので紹介させて頂きます。長塚古墳1

 

長塚古墳について

長塚古墳は可児市の中恵土にあります。

詳しくはwikiを見て頂きたいですが、すぐ近くに野中古墳、西寺山古墳があります。そしてこの3つの古墳を前波の三ツ塚と呼んでいます。

ただ長塚古墳以外は形は崩れてしまっていますけどね。それに元からこの3つの中では長塚古墳が最大だったと思います。

全長81メートルですからね。ローカルな古墳としてはかなりの規模だと思います。東濃地方で最大なのは間違いないですが、もしかしたら中濃まで入れても最大じゃないですかね。

それにちゃんとした前方後円墳です。犬をつれてたまに登りますが、結構な高さですよ。

後円部の一番高い所から見晴らしは結構、良いと思います。

長塚古墳2

前方部を見下ろすとこんな感じです。

長塚古墳2

横からです。

長塚古墳5

国の史跡に指定されています。

古墳6

一応、市も名所として整備しようとはしているみたいですけどね。でもまだそんなに進んではいません。

古墳4

どうせならバシッと整備して古墳公園みたいにして欲しいですけどね。

 

それから場所は可児市役所から東北の方向で、子守り神社からはほぼ東になります。車なら5分程度ですかね。

可児駅から歩くと少し早めに歩いても25分ぐらいかかるはずです。ですので見るなら車で来た方が良いですね。すぐ横に駐車も出来ますし。

 

しかし古代には私が住んでいる辺りは一等地だったのでしょうか。

このレベルの規模の古墳を3つも作るだけの力を持った、豪族がいたと言うことですからね。それと埋葬された方は、さぞかし立派な方だったでしょうねえ。

場所的に愛知県犬山市の青塚古墳を作った勢力との関連も言われていますが、個人的にはまったく別物だと思いますけどね。

今の時代なら隣の市でしょうが、古代の感覚ならかなり離れていたはずですからね。

 

その他の可児市の古墳

可児市には長塚古墳の他にも古墳があります。せっかくですので紹介させて頂きます。

西寺山古墳

上でも紹介しましたが長塚古墳野中古墳とこの西寺山古墳前波の三ツ塚と言います。ただこちらは前方後方墳ですね。

それと長塚古墳ほど原型を留めていません。それは野中古墳にも言えますが、こちらよりは古墳らしいです。

川合次郎平衛塚1号墳

こちらは方墳ですね。築かれたのは7世紀と推定されていて時代としては後になります。

前波の三ツ塚から北の木曽川方面に約10分ぐらい行った所にあります。

方墳としては岐阜県下最大級とのことですが実際に見てみると結構、大きいですね。保存状態が良いと言いますか、きれいに整備されています。

また隣にある川合考古資料館では出土した遺物が展示されています。

 

最後に・・

と言うことで私の家の近くにある岐阜県可児市の長塚古墳を中心にその他の可児市の古墳を紹介させて頂きました。

少なくともで長塚古墳なら古墳ファンの方であれば見て損はないと思いますけどね。

もし機会があれば是非!