私がF1に興味を持ったのは1982年ぐらいからですね。
ですのでもう30年以上、F1を見てきているということになります。最もその時によって、かなり温度差がありますけどね。でもそれなりに長きに渡って興味を持ち続けては来ました。
それに個人的には昔のF1の方が面白かったですからね。また一時期を除けばマシンもカッコ良かったと思います。まあフォーミュラカーレースの最高峰ですからね。見ていて面白くてカッコ良くないと困ります。
ただ過去にはこれはいかがなものかと思えるようなマシンもありました。それと2014年現在のF1マシンの特徴と言ったらノーズですよね。正直、あまり評判は良くないですが・・
それはともかく今回は、F1マシンのノーズの歴史について、思う所を書いてみようと思います。
ただオタクとかエンジニアではないので言うほどウンチクを語れる分けではないですけどね。
ウイングカー時代
私がF1を見始めた1982年当時のマシンは俗に「ウイングカー」と呼ばれていました。
正式名は「グラウンド・エフェクト・カー」ですけどね。
でも82年に今でも非常に人気の高い伝説のフェラーリドライバーのジル・ビルニューブが事故死したことをきっかけに、83年からはウイングカーは禁止になりました。危険な面もありましたのでそれも当然ですね。
この頃のノーズは短くて今のF1マシンとはかなり見た目も違うと思います。個人的にはあまり好きではないですね。
ターボ時代~ペンシルノーズ
それからターボ時代になるわけですが、この頃のマシンのノーズも今と比べるとかなる太いです。今見るとずんぐりむっくりといった印象を受けます。
1989年からターボエンジンから自然吸気エンジンになりますが、87~88年にも一部のチームは自然吸気エンジンで参戦していました。そういったチーム、例えばレイトンハウスとかティレルのマシンのノーズは細かったです。
特に1989年から1990年にかけてのティレル018のノーズは細く、「ペンシルノーズ」と呼ばれていました。あとベネトンとかもですね。
個人的にはこの時期以降のF1マシンが好きですね。
ティレル019登場
そして1990年になるとティレル019が登場します。我らが中嶋悟とジャン・アレジのマシンですが、ティレル019と言えば特徴的なのはフロントウイングですね。
このマシンはその後しばらくの間、F1マシンの定番となるハイノーズを最初に採用したマシンです。この頃のノーズは「ドルフィンノーズ」と言われていました。
フライデーかフォーカスか何かで最初に写真を見た時は、かなりの衝撃を受けました。何というブサイクなノーズだろうと思いましたけどね。でもそんぼ写真の角度が悪かっただけで、そんなに違和感もなくむしろカッコよく見えたのを記憶しています。
まあどのマシンがカッコ良いと思うかどうかは人それぞれですが、私はこのティレル019は今見てもカッコ良いと思いますけどねえ。
ちなみにこのウイングは「アンヘドラルウイング」とか「コルセアウィング」という名前でしたね。でも一般的には「かもめウイング」の方が通っていたかも知れません。
その後はフロントウイングの形状が吊り下げ式とか出て来ましたが、そんなに大きな変化はないような気がします。
あくまで私個人の感想ですけどね。
2012年以降~
その後、2012年には「カモノハシノーズ」と言われる段差ノーズのマシンが登場しました。
個人的にはこれもイマイチかなと思いますが、さらに2014年には「アリクイノーズ」が主流になりましたね。特にケーターハムのマシンが特徴的でした。
俗にチ〇コノーズとかモアイノーズとも言われていましたが、これはかなり残念なノーズ形状だと思います。と言うか歴代のF1マシンの中でも屈指のカッコ悪さだと思いますが・・
安全性の向上と言う面もあるので仕方がないですが、やはりF1マシンはモータースポーツの最高峰の1つですからね。そのマシンは美しくあるべきです。
是非とも改善されることを期待したいです。
最後に・・
今回は1980年代以降のFIマシンのノーズの歴史について思う所をアップしてみました。
ただF1を長きに渡って見てはおりますが、専門家でもオタクでもありません。それにおっさんですからね。記憶違いなどもあるかも知れませんので温かい目で見てやって頂ければ幸いです。
ただどうあれモータースポーツの世界では、速いマシン=カッコ良い、美しいとしたものです。それが崩れつつあるような気がします。
F1は最高峰ですからそういった面も意識して欲しいですね!幸いにして2020年代のF1マシンの予想図を見ると、かなり近未来的でカッコ良いと思いますので是非ともその路線で行って欲しいです。