ハリソン・フォードは今さら言うまでもないですが、アメリカを代表する俳優ですよね。
「スター・ウォーズ」や「インディ・ジョーンズ」、「ブレード・ランナー」など数多くの名作の主演を努めています。それから私はまったく知らなかったですが、あの「アメリカン・グラフィティ」にも出演しているんですね!
私個人はハリソン・フォードと言うと「ブレード・ランナー」のイメージが強いですが、「逃亡者」もなかなかの作品でございました。とにかく渋くてかっこ良かったです。
逃亡者のキャスト・ストーリー・結末
この映画は私はかなり面白かったですね。1993年に公開されていますが日本では同じタイトルで1990年にもミッキー・ローク主演の映画が公開されていますが、当然ながら関係ありません。
主演のハリソン・フォードは1942年生まれですからこの時は51歳です。そして驚くのは実話が元になっているということです。実在のお医者さんが、妻を殺されてその罪が自分にかぶせられてしまうということですが、こんな目にあったらたまりませんな。
そしてこの話を元にしたテレビドラマシリーズが大ヒットして、この映画はそれのリメイクということですね。
主役の医師リチャード・キンブルを演じるのは言うまでもなくハリソン・フォードです。追っ手を逃れながら、事件の真相を暴くため、真犯人を捕まえるために必死な主人公にはぴったりだと思います。
脇を固めるキャストは缶コーヒーのCMの宇宙人ジョーンズ役でおなじみのトミー・リー・ジョーンズがドクターを追い詰める捜査官のジェラード役を演じます。ハリソン・フォードともども名演ですね。役者として脂が乗り切っている時期という感じがしました。
ストーリーとしては、ハリソン・フォード演じるキンブルが逃げて宇宙人ジョーンズが追跡するという映画ですな。かなりスリルがあると言うかハラハラドキドキします。基本的にはこの2人が中心ですね。あとはキンブルの親友が出て来ますが・・
一方、宇宙人ジョーンズは私はボスのコマーシャルでしか見たことがありませんでした。そのためシリアスな演技をしていると、最初はちょっと戸惑うというか思わず笑ってしまうというか少し違和感がありましたけどね。しかしこちらもかなりの熱演でしたね。執拗に追い詰める優秀な刑事役を見事に演じていたと思います。
あとアクションシーンも良く出来ていたと思います。「おーいそんなの無理やろ」と思うシーンもありましたがそこは映画ですからね。
ただラストの結末は途中から読めてしまいます。それが少し残念かなと思います。最後まで分からなくて大ドンデン返しとなると良かったですけどね。まあそうそう上手くは行きませんし、それでも十分楽しめました。
まとめ
元はテレビシリーズですからね。それもかなりの人気だったそうです。
それを2時間の映画にリメイクしたことで、テレビシリーズのファンからはどんな反応があったのかと思います。とは言ってもこの出来であれば、批判も少なかったかも知れません。
それとテレビシリーズは1960年代ということで、日もたっていますしね。
と言うことで、個人的にはこの映画はおすすめだと思います。
ハリソン・フォードやトミー・リー・ジョーンズのファンの方はもちろん、サスペンス系、アクション映画やハードボイルド系が好きな方にも合うのではないでしょうか。
あと日本でもこの映画を元にした、江口洋介さん主演の「逃亡者」と言うドラマがありますよね。このドラマも見ましたが、よく膨らませてありました。ドラマですので展開が遅い面はありますが私は面白いと思いました。