朝倉さやさんの方言革命、タッチなどの名曲を山形弁でカバー

往年のヒット曲を山形弁でカバーしたCDが話題になっているそうです。

タイトルは「方言革命」といいます。

というかオッサンは今頃知ったのか、ということですな。

やはり新しい情報にはついていけなくなっていますね。

歌っているのは朝倉さやさんと言う方ですが、これまた失礼ながら全然存知上げませんでした。

しかしこの方の歌唱力はかなりのものですな。

過去には民謡のコンテストで日本一になったこともあるそうですが、それもうなずけます。

それとこの「方言革命」に収録されている曲がまたいいと思います。

「タッチ」や「木綿のハンカチーフ」、「あずさ2号」などをカバーしてくれていますからね。

わしら世代のオッサンをターゲットにしたのではないかとすら思います。

もしかしたら朝倉さやさんのご両親とかが聴いていたのかも知れません。

それを一緒に聴いて好きになって、選んだのでしょうか。

それか事務所の方針かも知れないですけどね。

 

その中でも私が気にいったのは森高千里さんの「私がオバサンになっても」のカバーです。

youtubeの朝倉さや公式チャンネルにもアップされています。

「わたすがオバサンさなっても~♪泳ぎさ連れてくの?」とか「わげえ子さ負けっつ♪」という歌詞がいいですねえ。

それから「木綿のハンカチーフ」でも「都会の絵の具に~染まらねえでけえって染まらねえでけえってケロ♪」という素晴らしい歌詞でございます。

あと「タッチ」も「タッツ、タッツ、ここさタッツ~♪」ですからね。

素敵ではございませんか。

 

ただこういった感じで売れても多くの場合は一発屋的な感じになると思います。

過去にも有名な曲、ヒット曲を方言でカバーした例は何度かありました。

私が印象に残っているのはラップのDA・YO・NEを全国各地の方言でカバーしたバージョンです。

もちろん名古屋弁バージョンのDA・GA・NEもありました。

それ以前にもこういった企画は何度かあったと思います。

でもそれを歌っていた方々の中で、歌手、アーティストとして生き残っている方はいるでしょうか。

おそらくそんなにはいないと思います。

しかしこの子の場合はこれだけの歌唱力がありますからね。

それに民謡の世界でも居場所はあるのではないでしょうか。

ですのでどんな形であれ残っていくと思いますし、またそうなるように頑張って頂きたいですね。

それとやはり方言も伝統の1つですからね。

守ると言うかきちんと残していかないといけないですね。