日本のビートルズと言えば「はっぴいえんど」?それとも「キャロル」?

史上最高のバンドと言えば、言うまでもなくビートルズですよね。

これにはあまり異論はないと思います。本国のイギリスだけでなく世界中が熱狂したバンドですからね。その存在感や影響力は凄まじいものがあります。

もしビートルズがいなかったらポップスなどの音楽はもちろん、その他の文化もどうなっていたでしょうね。おそらくまったく違ったものになっていたはずです。

ただ最もいくら私がおっさんと言ってもビートルズの現役時代のことは分かりません。聴くようになったのは解散後ですからね。それでもかなりのインパクトを受けたのを憶えています。

そしてビートルズをきっかけに、ロックにハマって行きました。

ちなみに私が一番好きなアルバムはこのAbbey Roadです。

ただふと気になったのは、「日本のビートルズ」、「和製ビートルズ」と言うとどのバンドになるのかです。

もちろん本家ほどのインパクトのあるバンドはないと思いますが、どんなバンドの名前が上がっているのでしょうか?

 

日本のビートルズで検索すると・・

日本のビートルズ、和製ビートルスで検索してみましたが、ヤフー知恵袋などでいろいろと議論されていますね。

和製ストーンズだとストリート・スライダーズかRCサクセションの名前があがりますけどね。でもストーンズよりもいろいろなバンドの名前があがっています。

古い所ではチューリップはっぴいえんどとかですね。他ではサザンオールスターズYMOではないかという方もいますしミスターチルドレンの名を上げる方もいます。あとたまとかBOOWYの名前もあがっていますね。ですがたまは少し方向が違うのではないかと思います。

 

もちろん人気や知名度の面では本家にかなうはずもありませんが、ここに名前が出ているようなバンドなら納得出来ます。

音楽性という面ではかなりのレベルであることは間違いないですよね。もちろん本家ほどの影響力はないにしてもです。

まあこういうのも個人の好き嫌いもあるでしょうし自分の好きなバンドを過大評価するということもあると思います。

 

キャロルが日本のビートルズ?

それから70年代前半に活動していたキャロルを推す声もありますね。

あの矢沢永吉がデビューしたバンドです。矢沢さんも元々ビートルズのファンで、キャロルのメンバーを集めるための貼り紙も「ビートルズが好きな奴」だったそうですからね。

まあ矢沢さんのその後の日本のロックシーンでの存在感、影響力を考えるとキャロル日本のビートルズと言ってもおかしくないですよね。

それにバンドのスタートはビートルズのコピーだったそうですし、デビューしてからも初期のナンバーをカバーしています。また革ジャン、リーゼントと言うスタイルはリバプール時代のビートルズを模したものですしね。

ただ活動期間が約2年半と短いのとキャロル=不良と言うイメージが強かったですからね。それがあるので音楽性を正しく評価されないこともあったと思います。

それでも十分に評価されていますけどね。しかしもう少し長く活動していたらもっと評価されていたかも知れません。

 

まとめ

まあ私個人の意見では、世界的な知名度やその後の影響力と言う面ではYMOかなと思います。

もちろん音楽のジャンルはまったく違いますけどね。あるいはYMOの細野晴臣さんがメンバーの1人だったはっぴいえんどかな、とも思いますね。

はっぴいえんどには細野さんだけでなく2013年に亡くなられた大瀧詠一さん、松本隆さん、鈴木茂さんもいました。皆さんその後の日本の音楽シーンでかなりの活躍をされた方たちですからね。

ただ残念なのは活動期間が1969年から1972年と短いことと一般的な知名度という点では劣ると思います。

あとはやはりキャロルですかね。ビートルズの曲もカバーしていますしね。リバプールやハンブルグ時代のビートルズならかなり近いです。

 

それからサザンオールスターズも改めて凄いと思いました。和製ストーンズでも和製ビートルズでも名前が出てきます。

それだけファンも多いということでしょうし、長年活動しているという点も大きいでしょうね。