終戦記念日に思う~若い頃に戦争に行ったジジイから聞いたこと

また終戦記念日がやって来ました。

日本人として忘れてならない日はいくつかあると思いますが、その代表かも知れませんね。いろいろなお考えがあると思いますが、二度とアホなことは繰り返してはならないと思います。

先の大戦で尊い命を落とされたすべての方のご冥福をお祈り致します・・

それとこれを機会にわしが実際に聞いた話などを書き留めておきたいと思います。

 

中学生の頃に聞いた戦争の話

わしらぐらいの年代だと子供~若い頃には実際に戦争行った人間がまだ現役だった。そのため直接いろいろな話を聞かされた。

中学校の時の学年主任だった国語の教師が話してくれてこと・・

その先生は終戦前に知覧に少年兵として行っていたとのこと。 先生によると口に出して言わないだけで誰もが敗戦は時間の問題だと思っていたようです。

だから出撃命令を出す立場の上官が、「今日は天気が悪い」とか「今日は仏滅だからやめとこ」とかとにかく行かせないようにしていたらしい。出撃しても敵がいない方に行かせたりとかね。

でも中には「早く出撃させて下さい」と志願した方もいたとのこと。純粋と言って良いのか分かりませんが、個人的にはこういう方にこそ生き残って日本の為に働いて欲しかったと思います。

 

若い頃に戦争に行ったジジイから聞いた話

ただねえ。 わしはあまり美化する気にはなれません。 ネトウヨと言われるような方は日本軍=正義なんて言いますけどね。

もちろんわしも日本軍は比較的お行儀が良かったとは思いたいですが、わしが戦争に行ったジジイたちから直接聞いた話ではそんなことはないようです。

 

連続殺人事件をおこした小平義男元死刑囚が戦争中に中国で強姦やりまくったと言う証言をしてますけどね。 これとほとんど同じ内容を若い頃にあるジジイから聞いた。

「俺は中国人の女を何人○したか分からん」なんて話を自慢げにされても胸糞悪いだけです。まあ酒の席の話なんで盛ってるかも知れません。と言うか盛ってて欲しいです。

また三笠宮殿下も戦争時の蛮行を証言されていますよね。まあこんなことをするヤツはごく一部だと思いたいですけどね。

 

靖国参拝について

靖国神社についてはいろいろな考えがありますよね。ただ純粋に国を守ろうとして出撃した方が「靖国で会おう」とか「靖国で待ってる」とか「九段(靖国)に会いに来て下さい」と言うようなこと仰っておられます。

また戦争に行かれた方だけじゃなく「私たちがいては足手まといになり決心が鈍るかも知れません。ですので娘と二人で先に逝くことにしました。これで何の心配もなく見事本懐をお遂げ下さいませ。一足先に靖国で待ってます」と言う言葉を残された奥様もおられます。

尊い命を落とされた多くの方々が靖国に来て下さいと言う言葉を残されているのなら・・個人的には日本人として参拝すべきだと思いますけどね。

私も一度だけ参拝させて頂きましたが社頭掲示を読んで思わず泣きそうになりました。靖国神社に参拝したことがきっかけでもう一度戦争やろうなんて思う方はいないと思いますけどね。

 

最後に・・

今回はわしが中学生~若い頃に聞いた先の大戦の話を書き留めてみました。今となっては本当かどうか確かめる術はありませんし、盛ってるかも知れません。

またわしの記憶が確かかどうかも分かりませんけどね。

しかしどうあれ終戦記念日ぐらい主義主張を超えて追悼すべきではないでしょうか。改めて先の大戦で亡くなられたすべての方のご冥福をお祈りしたいと思います。