映画&アニメのジョーカー・ゲームの感想・評価!深田恭子が魅力的!

ジョーカー・ゲームは柳広司さんの同名のミステリー・スパイ小説が原作です。

わしゃまったく知らなかったですが、かなり人気のある小説のようですね。また映画化もされていますしとアニメ版もあります。

アニメが面白かったので続けてみるつもりでしたがレンタル中で借りられませんでした。その後、映画があることを知って先に映画を見ることをしたのです。

アニメを8話まで見てから映画→その後アニメを最終の11話までという順番です。

で、アニメの方も全部見終わったので、せっかくですので映画版、アニメ版どちらもレビューしてみます。

Joker

 

ジョーカー・ゲームについて

ジョーカー・ゲームのストーリーの舞台はもう1つの第二次世界大戦前の日本という設定ですね。戦前日本のパラレルワールドということでしょうか。

でもわざわざもう1つの日本と言わなくていいと思います。違いと言うと架空の都市の名前が出てくるぐらいですからね。それ以外は特に違いは感じませんでした。

もしかしたら原作の小説ではそれなりに違った世界なのかも知れませんね。

主人公は自らが作り上げたスパイ組織、D機関を率いる結城中佐です。そして彼が育てたD機関に所属するスパイたちの暗躍を描いた作品ですね。

D機関のモットーは「死ぬな 殺すな」です。

舞台は日本だけでなく、世界中です。まあスパイですからね。それも当然ですね。

 

アニメ版ジョーカー・ゲームを見た感想・レビュー

それでまずアニメ版のジョーカー・ゲームを見た感想ですが、結論から言えばかなり面白かったです。

おっさんが今までに見たアニメの中でもベストスリーに入るぐらいだと思いました。

とにかくアホなおっさんでは先が読めません、そう来たかい、と何度も思いました。

アニメ版は原作にかなり忠実に作ってあるそうですのでそれも当然かも知れません。ただ細かい点が違っていたり、ラストが少し違ったりするらしいですが。

でも原作のファンの方にも概ね好評のようです。

 

ただ非常に面白いですが、不満な点もないわけではありません。

スパイ小説が原作でスパイが主人公だから仕方ないかも知れませんが、主人公の結城中佐のキャラが弱いというか細かい描写や設定がないですね。そのためどんな人物なのかよくわかりません。

それとD機関所属のスパイたちもです。まず何という名前なのかもわかりません。そのため登場人物に何の感情も沸きません。淡々と話が進んで行くという感じですね。

もちろんその話が面白いから問題ないと言えば問題ないですけどね。

 

映画版ジョーカー・ゲームを見た感想・レビュー

映画版は2014年制作開始、2015年に公開されていますね。

主演は亀梨和也さん、結城中佐役に伊勢谷友介さん、それから原作にはないヒロインを深田恭子さんが演じています。

興業的には亀梨君人気もあるかも知れませんが、そこそこ成功したようですね。亀梨君もカッコいいですし、伊勢谷さんの結城中佐約もピッタリだと思います。

あと音楽もカッコいいと思いますけどね。

 

ストーリーとしては原作の各ストーリーをつなげて1つにまとめてありますが、ラストなどはオリジナルだと思います。

ですが原作とは別物と言っても良いのではないでしょうか。そのため原作のファンの方からの評判はかなり厳しいものがあるようです。

確かに原作にはないヒロインの登場をどう見るかですよね。原作をまったく知らない人間なら違和感ないと思います。

ですがアニメしかしらない私でも少し違和感を感じました。ましてや主人公がヒロインのハニートラップに引っかかってはねえ。

沈着冷静で超人的な能力を持つD機関のスパイだったらありえないと思います。

 

それからD機関の基本方針は「死ぬな 殺すな」のはずです。

それがラストは偶然かも知れませんが敵の大佐が死んでしまいますし、ド派手なアクションシーンのオンパレードでございます。スパイがあんな派手なことをやってはねえ。

原作ファンからは到底受け入れられないと思います。

 

ただそれでも傑作とはまでは思いませんが、個人的にはそこそこ楽しめる映画でした。最後のアクションシーンも映画ですから地味に終わるのもどうかと思いますしね。

それにおっさんは深田恭子ちゃんのファンでございます。彼女が出ているだけでポジティブな評価になってしまいます。

峰不二子のようなヒロインでしたが恭子ちゃんのルックスにぴったりでしたね。これを見る限り、実写版ルパン三世でも恭子ちゃんに峰不二子役をやって欲しかったです。

決して黒木メイサさんが悪かったとは思いませんけどね。

 

と言うことで峰不二子チックなヒロインが出てくることもあって、全体的にはルパン三世の実写版といった感じの映画だと思います。

コミカルな部分はないですけどね。ですのでルパン三世のテレビシリーズの出来が良い回ぐらいのクォリティーはあると思いますけどね。

 

まとめ

今回はアニメ版と映画版のジョーカー・ゲームの個人的な感想・評価をアップしてみました!

結論はアニメ版は不満はあるがかなり面白い、映画版はジョーカー・ゲームとしては?が付きますがアクション映画としては楽しめなくもないと言った感じです。

ただ亀梨君が出ている映画やドラマを初めて見ましたが、さすがジャニーズですね。

それと賛否両論あるでしょうが、深田恭子ちゃんの出演も個人的には良かったです。