その昔、1970年代後半に松本零士アニメが大ブームとなりました。
私らの世代のオッサンが10代の頃です。ということは私たちの世代というのは松本零士世代と言えるのかも知れません。
作品もいろいろありましたが代表的なものは宇宙戦艦ヤマト、銀河鉄道999、それからキャプテンハーロックですね。
そして2012年にキャプテンハーロックが約30年ぶりにアニメ化されました!前作は「わが青春のアルカディア」になるのかな?
見る前は期待半分、不安半分と言う気持ちでしたが・・
でもせっかくですので個人的な感想・評価と一部ネタバレをアップしたいと思います!
キャプテンハーロックが約30年ぶりにアニメ化!
私も10代の頃は松本零士アニメは大好きでした。ヤマトも999も好きですが、キャプテンハーロックのカッコ良さにも痺れたものです。
そのハーロックがCGでアニメ化されると言うことで個人的にも楽しみにしておりました。まあ私だけでなく、松本アニメファンだったご同輩であれば心待ちにされていた方も多いと思います!
まず公式サイトで予告動画を見ましたが、原作のアニメのキャラクターとはちょっとイメージが違いますね。実写さながらのCGとのことですけどね。
でも別にCGでなくても普通にアニメでも良かったのでは?と、旧作のファンである私は思います。
声は小栗旬さんとか三浦春馬さんがあてています。今が旬の役者さんを声優に使うのも話題作りにはなるでしょうね。
ただ毎度のことだと思いますが、原作なり旧作のファンと言うのは新しく作られたものが自分の持つイメージと違っていれば批判したくなりますからね。
でも原作も旧作もまったく知らない方が見て面白いと思えるような出来の作品であれば問題ないと思います。
ただそういう作品の方が少ないのも事実ですが、今回のキャプテンハーロックはどうでしょうか。
やはりと言うか、賛否両論があるようです。私はまだ見ていないので何とも言えませんが、DVD化されたら是非見てみようと思います。
これはこれでありと思えるのかにがっくりくるのかどちらか分かりませんけどね。
でも予告編を見る限りかなり良さそうな感じがします。
さすがと言うかCGですからキレイですしね。これは楽しみになりました。
映画キャプテンハーロックを見た感想・評価
ということでDVDがレンタル開始になったので見てみましたが・・・
感想の方は大変失礼ではございますが、「なんじゃこりゃ」でございます。確かに画像はきれいですけどね。良いと思った点はそれくらいですね。
ストーリーの方は最初の頃にもうダメだと思いました。
アルカディア号の乗組員になりたいという希望者に質問するシーンがありますが、うまく答えられない者は地上に落とされてしまいます。
「おいおい、こんなことで殺されるんかい!」と思いました。
わしらオッサンたちのヒーロー、ハーロックがこんなことするはずないですからね。ただ地上に落とされても死ぬわけではなくて、途中で網のようなものにひっかかっているらしいです。
でもこれは後から知りました。見ている時は死んでしまったと思いましたからね。
最もこれは私の理解力のなさが問題、と言うことなんでしょうが。ただ私はこの時点で見る気が失せてしまいましたので後は適当に流して見ていただけです。
それとこの映画はハーロックが主人公ではないですよね。それも気に入りません。
30年以上の時を経て復活したんですからね。もっとカッコいいハーロックが見たかったですし、ハーロックが中心のストーリーにして欲しかったです。
あとハーロックが世襲制とは何事じゃ、とも思います。
最後に・・
今回は約30年ぶりにアニメ化されたキャプテンハーロックの個人的な感想・評価をアップしてみました!
でもお好きな方には申し訳ないですが、辛口の感想・評価になってしまいました。まあハーロックを知らない世代の方や、知っていてもそれほど思い入れのない方にとっては問題なく楽しめるかも知れません。
高い評価をされている方もいますので普通にSF映画として見る分にはそれなりのレベルかも。CGのキレイさや迫力はかなりのものがありますしね。
でも子供の頃ハーロックが好きだったという方は見ない方がいいんじゃないですかね。
と言うのが私個人の結論でございます。