ヘプバーンの代表作「ローマの休日」の感想、世界中が彼女に恋をした?

「ローマの休日」は映画史上に燦然と輝く名作ですよね。

オードリー・ヘプバーン演じるアン王女とグレゴリー・ペックが演じる新聞記者のジョーブラットリーのたった1日だけの甘く、せつなく、ロマンティックでそれでいてさわやかなラブストーリーです。

この映画が好きだという方も多いですが、私も遅ればせながら見てみましたので、この機会に感想をアップしてみたいと思います!

 

「ローマの休日」はヘプバーンを大スターにした映画

「ローマの休日」は主演のオードリー・ヘプバーンを無名の女優から一躍大スターにした映画でもあります。オードリーと言えば20世紀最高の女優と言っても過言ではないかも知れません。

少なくとも3本~5本の指には入る大女優ではないかと思います。私も遅ればせながらというかこの年になってオードリーの魅力にハマってしまいました。

と言ってもまだ3本見ただけですけどね。でも今後近所のレンタル屋さんにあるものは全部見るつもりです。

それで今回は「ローマの休日」を見たわけですが、これにするか他の作品にしようか迷いましたけどね。この映画の場合、大体ストーリーは分かるし何と言っても白黒だしなあ・・と言うのが迷った理由です。

でもせっかくの機会ですから見ておいた方がいいですからね。

おっさんがローマの休日を見た感想

それで見た感想ですが、何でもっと早く見なかったのかなというぐらい良い映画でしたね。本当に素晴らしい映画だと思います。

見終わった時に虚脱感というか何もせずしばらく余韻に浸ってしまいました。こんなことは初めてです。仕事とかもありましたがちょっと手が付かなかったですね。

心のサプリメントというか一服の清涼剤というような感じもします。100年後も1000年後も人類の脳や心理が劇的に進化あるいは変化しない限り愛され続ける作品だと思います。

 

もちろん人によって感じ方、印象の違いはあると思います。でも多くの方が良いと思うからこれだけの名作になっているわけですからね。

ストーリーの流れは記者が最後の会見の時に実は王女だったと知る、という感じだと思っていました。でも最初の出会いは偶然ですが早い段階で王女だと気づいていたんですね。

それで途中まではスクープのためにローマを案内していたのがいつしか恋に変わっていくということでした。

 

監督がこの作品を捕り終えたあとに「世界中がオードリーに恋してしまうだろう」というような発言をしたそうですが、決してオーバーではなかったかも知れません。

約60年もたってから日本のオッサンまでメロメロにするんですからね。リアルタイムの時には文字通り世界中でオードリーにメロメロになった方が続出したことでしょう。

 

印象に残った名シーン

しかしそれにしても主役の二人は素晴らしいですね。

アン王女が髪を切ってもらうシーン、べスパを運転するシーン、ストローで袋を飛ばすところなどが印象に残っています。本当にキュート、チャーミングですね。

それと真実の口でのシーンも最高だと重います。グレゴリー・ペックが監督と相談してオードリーに知らせずにやったということですが、素で驚くオードリーを見ることが出来ます。

 

そしてラストの記者会見のシーンになるわけですが、アン王女として出てきたオードリーはまさに気品あふれる王女そのものではないでしょうか

また記者会見でのジョーとのやりとりも素晴らしいです。それとジョーの親友のカメラマンも盗撮した写真を「ローマでの記念写真です」と言って王女に渡しますよね。

何ていい人なんでしょうか。

そして記者会見が終わってアン王女が去ったあとで一人立ち尽くし、その後名残惜しそうにゆっくりと歩いてくるジョーはカッコいいとしかいいようがないと思います。

また現在でも「ローマの休日」のロケ地巡りが人気だそうですね。ロケ地巡りのツアーもあるみたいですし。私ももしローマに行く機会があったら是非巡ってみたいです。

 

最後に・・

今回はオードリー・ヘップバーンを世界的な大スターにした映画「ローマの休日」を見た個人的な感想をアップしてみました!

しかしそれにしても本当に結構なものを見させて頂きました。私にとっても最高の映画の1つになりました。もし若い頃に見ていたら私の人生も違ったものになっていたかも知れません。

映画にもいろいろなジャンルがありますよね。ラブコメディとかラブロマンスというようなジャンルではトップクラスの映画だと思います。

こういったジャンルの映画が好きな方で、まだ見ていないという方には是非見て頂きたいですしそうでない方にも一度見て頂きたいですね。