多治見VS熊谷!日本一暑い町は?しかし何でこんなに暑いのか

日本の夏も近年は地球温暖化やヒートアイランド現象などで、ひと昔前とは比べものにならないくらい暑くなりました。

これも仕方がないかも知れませんが、多くの方にとってはあまりありがたくないですよね。出来れば夏も適度な暑さであって欲しいです。

ただ昔は日本一暑い町と言うとどこだったのでしょうか。ここ数年は埼玉県の熊谷市か岐阜県の多治見市のどちらかと言う感じですよね。

しかしなぜこんなに暑いのでしょうか?それが気になりますよね!まあ熊谷のことは良く分かりませんが、多治見市のことなら私が生まれた町ですからね。

地元で言われている理由を紹介したいと思います。

夏

 

多治見の夏が暑い理由は?

私は生まれたのは多治見市ですし、小学校低学年まで住んでいました。

でも昔は多治見市はそんなに暑くはなかったと思います。その後名古屋に引っ越してそこで育ちましたが、私の記憶では名古屋に引っ越してからの方がよほど暑いと思いましたからね。

もちろん私が住んでいた頃とは多治見市もかなり様変わりしていますからね。

30年ぐらい前から名古屋への通勤圏ということで大規模な団地がいくつも開発されて来ました。現在も大規模な団地の造成をやっています。山が削られて自然が減れば暑くもなるでしょうね。

それと当然ながら人口も増えて今では11万人を超えていますからね。今造成中の団地が完成したらもっと増えるでしょう。

それに元々の地形が盆地ということもあると思います。盆地で自然が減って人口が増えればそりゃ気温もアップしますわ。

ある意味暑くて当然かも知れません。

それと基準となる温度計が比較的街中と言うか国道に近い場所にあるというのもありますね。もちろん環境省が定める基準の範囲内ではありますけども。

 

暑い町で町おこし

このようないろいろな要因が重なって多治見市が日本有数の暑い町になってしまったわけですが、どうあれ有名になったり注目されることは悪いことではないかも知れません。

私がどこかへ行って、どこから来たのか尋ねられた時には「多治見市の隣です」と答えます。そうすると「あーあの暑い町ね」ということで通ります。

しかしどうあれ暑すぎるのもたまったものではありません。多治見の夏もそう本気を出して欲しくないですね。

それと多治見市としては暑い町ということをそんなに売りにしようとは思っていないような気がします。まあそれで少しでも町が活性化したりとかプラスになるのではあればやった方がいいと個人的には思いますけどね。

 

しかし一方の熊谷市の方は結構積極的に日本一暑い町というのをアピールしているようです。

ただこれを快く思わないのが群馬県の館林市です。場所的には熊谷市の北になるみたいですね。

この前テレビ番組「月曜からよふかし」でやっていましたが、館林市民にとっては1日だけの記録で熊谷市が日本一暑い町という名を持っていったのが面白くないみたいですね。実際に平均気温とか真夏日の数とかでは館林市の方が上のようです。

マツコさんも番組で言っておられましたがその点多治見市は冷静ですね。まあ館林市もそれならそれで「平均気温日本一」とか言って町おこしをやればいいのではないでしょうか。

 

ただ何で館林市熊谷市はそんなに暑いかということが気になりますね。

番組では東京湾の海風に乗って東京の暑い空気が運ばれてくるとかフェーン現象が起きているようなこと言っていました。個人的には東京の暑さが影響するというのはどうかという気がします。

まあどういう理由にせよ健康第一ですからね。暑さ日本一を争うのもいいですが、熱中症になってしまったら大変です。

その対策だけはどこの町だとしてもしっかりやりたいものですね。

 

記録更新!日本一暑い町が四万十市に!

追記 2013.8.12

それにしても毎日クソ暑い日が続いております。まさに殺人的な猛暑でございます。

今年は1000年猛暑になるとか言われていましたが、どうやらその言葉通りになりつつありますね。東京では先日、1日の最低気温が30度を下回ることがなかったとのことです。

また本日はついに国内の気温の新記録が四国の四万十市で出ましたね。何と41度とのことです。

多治見市熊谷市も抜かれてしまいましたね。日本一暑い町の称号?も四万十市に移ります。

まあ不名誉なことかも知れませんが、それでも全国の多くの方の耳目を集めるということは町おこしとかそういう面では悪くないと思います。まあ実際に住んでおられる市民の方はどんな感想をお持ちか分かりませんけどね。

ただ四万十市では3日連続40度越えということです。さすがにちょっと厳しいですよね。

 

しかし何で四国の四万十市が突然こんなに暑くなったかということが気になります。

日本一の清流として有名な四万十川が流れている市ですからね。イメージ的には清流=涼しそうな感じがします。

テレビのニュースでの解説によると、数日前から太平洋高気圧とモンゴル高気圧のダブル高気圧によって温められた状態が続いていることと盆地であること、それとフェーン現象が起きたのではないかという解説をしていました。

やはり盆地というのはどこでも暑いということですね。前チャンピオンの1つ、多治見市も盆地ですからね。

 

最後に・・

やはり場所は違えど盆地は暑いと言うことですね!

ただこれから日本一の気温が更新されるようなことにならないように祈りたいものです。住んでいる方にとってはあまり喜ばしいことではないですからね。

最も町おこしにはなるかも知れませんが。

 

それとこう暑いと体調管理には気をつけないといけないですね。大飯ぐらいの私でもさすがに食欲が落ちています。

夏バテ、熱中症にならないようにしたいですね。