近年、どこの大学でも応援団の団員の減少が続いているようでございます。
応援団の全国組織みたいなものもありますが、その加盟校も昔の半分ぐらいになってしまっているとのこと。応援団は絶滅危惧種か?ではなくて残念ながら絶滅危惧種なんでしょうなあ。
でもそういうご時勢でも頑張っている応援団はいますよね。中には1人で頑張っている応援団もあるので紹介したいと思います。
少しでもエールになれば幸いです!
応援団には頑張って欲しいが・・
わしゃ別に応援団の関係者でも何でもございません。
でも学生時代はマイナーな体育会系の部に属し体育会の役員もやっておりましたので、自然と応援団や武道系の連中とは親しくしておりました。
すでにわしのいた部はなくなってしまいましたがやはり寂しいですな。さらに応援団までなくなってしまっては、と思います。
でもわしの母校、愛知大学の応援団も存続が危ぶまれた時があったようですな。中日新聞のサイトによれば2011年当時の団長はわざわざ留年して団の伝統を守ったそうでございます。見上げたものでございますなあ。
2015年現在はどんな感じなんでしょうかね。何とか頑張って欲しいです。
しかし応援団が今の時代に合わないと言えばそうかも知れません。
異常なまでに厳しい上下関係や意味もなく暴力を振るわれるといったイメージは変えていかんとダメでしょうね。わしらの時代でも武道系の一部の人間はかなり酷いことをやっていました。
彼らに言わせると昔はもっと酷かったとか言ってましたけどね。でも今の時代に同じことやったら人権侵害でしょうな。
また応援団や武道系の部をやめるなら大学をやめなければならないという時代でもありました。そういう理不尽な面は改めないといかんですな。
それでもわしらオッサンから見れば学ランを来て大団旗を上げて母校を応援する応援団はかっこ良く見えます。これぞバンカラ、伝統という気がします。
どこの大学の応援団も頑張って欲しいと思います。それとまたいつか母校の応援団の演舞を見てみたいです。
youtubeには母校の応援団の演舞もいくつかアップされているので懐かしく視聴させて頂きましたがやはり実際に見たいですな。
福岡大学応援団復活!
youtubeは個人的にも本当にお世話になっておりますが、著作権を無視した動画も多数あるので負の面もありますけどね。
でも福岡のローカル番組として製作された福岡大学の応援団の動画は見ることが出来て本当に良かったと思います。
どこの大学でも応援団は部員減少が続いておりますが、福岡大学も数年前に部員ゼロになってしまったようですね。それが1人の新入部員が入って福岡大学応援団が復活し、次の年にも部員が入って完全復活し神宮球場の大学野球の全国大会で18年ぶりに団旗を上げるまでのドキュメンタリーです。
ただ今の時代はどこの大学でも応援部とか応援リーダー部があってその中に吹奏楽部とかチアリーダー部、応援団があるというパターンが多いみたいですね。福岡大学もそういうパターンなので厳密に言うと1人ではないかも知れません。
団長本人も吹奏楽部やチアの先輩や応援団OBの方たちの支援もあるので1人でもやって行こうと思ったというような趣旨の発言をしていましたしね。また応援団OBの大学職員の方がいろいろと面倒を見ておられたのも大きいと思います。
しかしそれでも復活までは並大抵のことではなかったと思います。1人で野球の応援に行っても相手にされなかったりとかしてましたからね。
それに部員の勧誘とかも大変だったと思います。でもその努力が実り次の年に7人も新入団員が入って福岡大学応援団が完全復活するわけですが、何の関係もないわしまで胸が熱くなりました。
神宮球場で大団旗が上がったのを見たOBの方もさぞかしうれしかったでしょうね。番組では雨の中、びしょぬれになりながら心配そうに旗手のそばで見守っておられましたが。
その団長も2015年現在は4年生になられたようです。彼なら就職も引く手あまたでしょうね。それと福岡大学応援団のますますの発展を願いたいと思います。
その他にも岡山大学の応援団長も1人で頑張っているようですね。同じような感じで岡山のローカルのニュース番組で特集が組まれたようで、それがアップされていました。
何とか伝統を引き継いでいって欲しいと思います。
応援団女子が増えている?
しかし捨てる神あれば拾う神ありでございます。
今やレッドリスト入りしたかに思われる応援団ですが、その一方で女子の応援団員が増えているようですね。わしら世代のオッサンには信じ難いですが、ネットで検索するとたくさんの女子の応援団員が活躍されていますね。
理由としては単純に団員の減少が原因のようですね。本来は男性だけだったのに、入団希望者が少ないため女性の入団も許可したということです。これも時代の流れでしょうか。
でも個人的には歓迎すべきことだと思いますけどね。特にデメリットはないような気がします。
そりゃ昔のような理不尽な上下関係や暴力的なことを女性にも強要するなら大問題ですが、今の時代ならそんなことはないと思います。それに母校を愛する気持ちや応援したいと言う気持ちは男性であれ女性であれ変わらないはずですからね。
もちろん女性の場合は母校を応援するならチアリーダーの方が一般的ですが、応援団に魅力を感じる女性がいても不思議ではありません。
女子の応援団長
それとその結果として女子の応援団長も増えているようですね。ネットで出てきただけでも2014年度は関西大学、立命館、中央大学といった伝統ある大学の応援団長は女子でした。
中央大学の応援団には日本テレビのNEWS ZEROも取材に行っていますね。「応援団女子」という特集を組んで、放映されています。
その特集では女優の桐谷美玲さんが団旗の旗手にチャンレジしていました。他にも筑波大学や成城大学の女子の団員も紹介されておりました。
それから2015年度も女子が伝統校の近畿大学の応援団長になったようですね。
近畿大学と言えば近年は近大マグロや近大ナマズなどでも有名ですし、ネットを使ったプロモーションも成功させています。元々マンモス校だったと思いますが、今ではかなりの人気&評価の高い大学ですよね。
でも失礼ながら、オッサンたちが学生の頃は近大=怖いというイメージがありました。中でも応援団といったらヤの付く自由業の方でも一目置いていたのではないでしょうか。
そういう時代を知っていると、つくづく時代は変わったと思います。それとこの流れはこれからも続くでしょうね。
またかつては東北大学や小樽商科大学にも女子の応援団長がいたそうです。
youtubeにもいろいろとアップされていますが小樽商科大学と北海道大学の動画がいいですね。
対面式という伝統の行事だそうです。
小樽商科大学の応援団の休部によりしばらくの間行われてなかったようですが、樽商応援団の復活により再開されたとのこと。その再開された時の動画ですね。
それにしても女の子が学ランや紋付袴を着て応援する姿は凛々しいですね。
とてもかっこいいです。少なくともわしゃそう思います。もちろん女性でなくても男性でもかっこいいですが。
いずれにしてもこういう古き良き伝統は是非とも守り続けていって欲しいと思います。
まとめ
今回は大学の応援団の現状についてアップしてみました。
どこの大学でも団員減少が続き、存続が危ぶまれているようですね。でもそんな中で1人でもやっていこうとする気概のある学生さんもいます。
また女子の応援団員、応援団長も着実に増えているようですね!男子だろうが女子だろうがそういう学生さんたちには是非とも頑張って欲しいですね!
わしには何もしてあげられることはないですが、エールだけは送らせて頂きます。