ベースを吊り下げてみた!これでネックの反りは直るのか?

わしの愛器の1つ、washburnのXB-200は当然ながらとっくの昔に生産終了しております。

いったいどれくらい前のものなのか検索しても日本語のサイトではあまり情報がありません。

ですので英語のサイトで調べてみたら、XB-〇〇〇シリーズは1994年から2001年と書いてあるサイトを見つけました。

ちなみのXBシリーズはアメリカではXB-100、XB-120、その5弦のXB-125、XB-200、XB-400、5弦のXB-500、6弦のXB-600、XB-800、XB-900、そしてシグネイチャーモデルのPB-1250、KW-1250があったようです。

日本ではこのうちXB-200、XB-500、XB-600、PB-1250、KW-1250だけが販売されたようですね。

それで1991-2001年というのが正しいかどうかは分かりませんが、おそらくそんな所だと思います。

となるとわしのは1990年代後半ぐらいのものかも知れません。

少なくとも15年以上前のものですね。

でもその割にはきれいだと思います。

1か所ボディにひっかき傷のようなものがありますがそれを除けば光沢もあり塗装の痛みとかもありません。

金属部分もまだツヤがあります。

ぱっと見た感じでは十分美品と言えると思います。

ただ残念なことにネックの状態が良くありませんでした。

ネックの真ん中あたりが逆反りでローフレット付近が順反りのいわゆる波うちの状態です。

わしんとこに来る前からそうだったのか来てからなったのかわかりませんがおそらくは来る前からその傾向はあったんでしょうねえ。

それがわしんとこで酷くなったということだと思います。

それとオッサンは素人同然ですので気づくのが遅かったこともあると思います。

まあ買った値段が値段ですからね。

これも仕方がありません。

 

ただ気づいた以上は何とかしたいというのが人情だと思います。

ですのでロッドを右に左に回していろいろとやってみました。

ホントは素人がロッドをいじりまわすのは良くないでしょうけどね。

しかし状態はイマイチ改善されません。

逆反り部分は何とかなりますがローフレットの順反りがどうにもなりません。

ロッドで直せるのは軽い順反り逆反りだけのようですからね。

リペアに出してみようかとも思いましたがその料金でもう1台か2台ぐらいオークションで安ベースが買えてしまいます。

安ベース収集家としてはその方が魅力的です。

ですのであまりお金をかけたくはないので自力で何とかならんものかと思ってネットでいろいろ調べてみました。

そうしたらギターやベースを吊り下げて軽い反りや波うちを直しているということをブログにアップしている方がいらっしゃいました。

ネックの部分を吊り下げればボディの重さでネックがストレートになるということです。

確かにそれもその通りかも知れません。

ただその方のブログをお気に入りに入れておけば良かったんですが、再び読もうと思って検索しても見つけられません。

わしゃ何というワードで検索したんかしらんと思います。

でも他にもそのように吊り下げて直そうとしている方はいらっしゃいますね。

効果については微妙な所のようですが。

でも普通のギタースタンドに置きっぱなしにすると弦を緩めておいても順反りするようですからね。

そうならば時間をかければ効果も期待出来るかも知れません。

 

ということでわしもベースを吊り下げてみました。

DSC_0112

何で吊り下げたかと言いますと、コレでございます。

うちの犬のおもちゃです。

コットンロープというものですね。

しかしまるでカーテンレールからベースを吊り下げるための商品のようでございます。

是非お試しあれ。

でもまさか試す人はいないと思いますが。

それはともかく昨日吊り上げてみましたが、今日の段階でも少し順反りが改善されたような気が
しないでもありません。

とりあえずは1週間ぐらい様子を見てみようと思います。

ベースを吊り下げて約10日過ぎたわけですが

今日でわしのベース、washburnのXB-200を吊り下げて約10日が過ぎました。

当然ながら毎日ネックの状態をチェックしております。

日によっては1日に何度もですけどね。

最も1日に何度もチェックしたところで目に見えて違うはずはないんでございますが。

それでもついチェックしてしまうのが人情というものでございます。

しかしおかげ様でネックの波うち具合が少しは改善されたように思います。

もちろん主観ですし気のせいと言われればそうかも知れません。

元の吊り下げた日の状態を詳しく撮影しとけば良かったんですけどね。

それと1フレットから先が角度が付けられているのはwashburnのベースの特徴のようです。

オッサンはアホですからこんなことも知りませんでした。

ただそれを差し引いてもローフレット辺りは順反りだったと思いますけどね。

あと弦をチューニングしたらどうなるかということもありますよね。

まあ別に部屋のインテリアにもなっていると思いますし、別にじゃまになるわけでもありません。

様子を見ながら最低でもあと10日~2週間ぐらいはこのままにしておこうと思います。

その後はどうするかはまたその時に考えようと思います。

ただ気になるのはローフレットの順反りが直らんものかとネックを逆方向に力を入れて引っ張ってみたことがあります。

そうしたらバキっというような音がネックから出ました。

もしかしたらネックの中のどこかが折れてしまったかなとも思います。

オッサンは本当にアホでございます。

その点が心配ですが・・・それも含めてもう少し吊っておこうと思います。

ベースを吊り下げて約7ヶ月たちました

約7ヶ月間、ベースを吊り上げていたわけでございますが、もうそろそろいい頃かと思って本日、下ろして弦をチューニングしてみました。

でも吊り下げた効果があったのかは何とも言えません。

今の状態で1弦の方は微妙に順反りという感じですが、4弦側は順反りというのがはっきり分かります。

ネックがねじれているんでしょうか。

ただ逆反り状態は解消されたような感じですね。

7ヶ月前に逆反りだったのか現在順反りであれば矯正されたと言えるのかも知れません。

それと久しぶりにこのベースを弾いたわけですけどやはりいいベースだと思います。

ネックはそんなに細くはないですがかなり弾きやすいですね。

音も高級なベースと比べれば落ちるのは当然でしょうが個人的にはそれなりのレベルではないかと思います。

ただ気になるのネックの状態は2~3日様子を見てみようと思います。

それでリペアに出すか自分で何とかするか決めようかと思います。