スージー・クアトロって知っていますか?
アメリカのデトロイト出身で、イギリスでブレイクし70年代に日本でもアイドル的な人気があった女性ロッカー&べシストですね。女性ロッカーの先駆者、元祖と言ってもいい存在の一人だと思います。
わしらの世代からもう少し上の世代の方にとっては懐かしい存在ですよね!でも今の若い方は知らないと思いますが、個人的には特に女の子に聴いて欲しいです!
そこで今回はスージー・クアトロを紹介したいと思います!
スージー・クアトロとは?
スージー・クアトロは1950年生まれですから日本でも人気があった1970年代前半から半ばの頃は20代前半から後半ですね。
わしもメチャ好きとまでは行かないですがそれなりにファンでございました。中学生の頃に同じクラスの女子に「好きな歌手って誰?」と聞かれて「スージー・クアトロ」と答えたぐらいですからね。
ただスージー・クアトロの曲がブギだとは思いませんでした。少しハードなロックンロールだと思ってましたけどね。
それとずっとイギリスのシンガーだと思っていたけど出身はアメリカのデトロイトなんですね。アメリカでデビューした後にイギリスに渡りブレイクしたということです。
また日本ではイギリス以上に大ブレイクしましたよね。何度も来日してライブも積極的にこなしていましたし、今でいうバラエティ番組などにも出演してた記憶があります。
しかし本国アメリカではブレイクしなかったみたいですね。このスタイルはアメリカでは受けなかったのでしょうか。時代が少し早過ぎたのかも知れません。
ただ革ジャンにジーンズという女性ロッカーのイメージを作り上げたのはジョーン・ジェットと言われているそうですが、黒のジャンプスーツ、革ジャンはスージー・クアトロのの方が先ですからね。
実際にジョーン・ジェットはスージーのファンだったそうですからね。映画「ランナウェイズ」のオープニングシーンでもワイルドワンが流れます。
スージー・クアトロの代表曲~現在は?
代表曲は先にも述べましたが何と言っても「ワイルド・ワン」でしょうね。他には「悪魔とドライブ」、酒のCMソング「ロキシーローラー」と言った所でしょうか。あと「キャン・ザ・キャン」や「デイトナ・デイモン」とかもね。
個人的には「ワイルド・ワン」がいちばん好きでした。後に榊原郁恵さんが「夏のお嬢さん」という曲を出しましたが、この曲は「ワイルド・ワン」のパクリとか言われてましたけどね。あとこの曲はBOØWYの氷室京介とのデュエット版もありますね。
こちらはスージーの公式サイトにアップされていた邦題「悪魔とドライブ」の動画です。ベースを弾いてシャウトする姿がカッコいいです!それと小さな体なのにベーシストと言うのも珍しいですよね。
ですが80年代以降は新譜もほとんどなく、失礼ながら日本でも忘れ去られたような感じですね。最も82年と84年に出産されているので80年代は子育て中心だったと思いますが。
それでも地道にライブ活動は継続していたようです。また公式サイトを見ますと現在もライブはやっていますね。
スージー・クアトロの20年ぶりの来日公演!
それから2014年の5月には、約20年ぶりに来日して1日だけライブをやってくれましたね。
スージー曰く、「多分18回目の来日」だそうです。youtubeにもその時の動画が上がっていますが結構盛り上がってますね。
それが好評だったのか2015年も4月に2日ライブをやるそうです。名古屋でやってくれるならわしも行きますけどねえ。東京ではさすが厳しいです。
でも今回も成功してまた名古屋とかにも来てくれることを期待したいです。
追記
残念なことに2015年4月の来日は中止になってしまいましたね。その振り替え公演が秋に行われるという話もありましたが、こちらも中止になったようです。
どんな事情があったか分かりませんけど体調不良とかでないことを祈りたいです。それとまた機会があった来日して欲しいですね。
さらに追記
2017年の4月に来日公演が行われますね。わしも行けるものなら行きたいですが、東京では難しいです。
それと主催者側からは協力を呼びかけるような動きもありますが、今度はきちんと実現して欲しいですね。
と、思っていたら結局中止になってしまいました・・
スージーのグレイテスト・ヒッツCDを買ってみた!
もう大分前になりますが、スージーのグレイテスト・ヒッツを買いました。
youtubeでも代表曲はアップされていますがやはり他の曲も含めてじっくりと聴いてみたくなったからです。
ただグレイテスト・ヒッツも何種類かあって、どれにしようか迷いましたけどね。でも曲は大体同じですので普通は迷うほどではないかも知れません。
私はロキシー・ローラー(サケ・ロック)が入っているかどうかで選びました。
で、じっくり聞いてみるとやはり懐かしゅうございます。それとこの路線は私はいいと思いますけどね。
いわゆるストレートなロックンロールですわ。オールディーズやロカビリー系のロックンロールではないですけどね。
でも今の若い子たちが聴いたらどう感じるんでしょうね。やはり受けないでしょうか。
しかしおじさんは革ジャンやジャンプスーツを身にまとい、ハードでストレートなロックンロールをやってくれるような女の子が出てこないものかと思います。
最後に・・
今回は女性ロッカーの元祖スージー・クアトロを紹介してみました!
個人的にはスージーのフォロアーのような、女の子のロッカーの登場を切に願います。もちろんバンドでもいいですけどね。
おじさんたちには受けると思うけどなあ。ただおじさんたちに受けても若い女の子はうれしくないでしょうし、ビジネスとして成り立つかどうかは疑問ですが。
それでもおじさんは声を大にして言います。
全国の女性ロッカーの諸君!
スージー・クアトロを聴こうではありませんか!