わたせせいぞうさんのハートカクテルを語ろう!音楽も素晴らしい

古き良き1980年代の頃に、ハートカクテルという漫画がありました。

原作者はわたせせいぞうさんで週間モーニングに連載されておりました。時期としては1983年から1989年ぐらいですね。

パステルカラーを駆使した作画で内容は20代後半から30前後ぐらいの大人の男のラブストーリーでございました。中にはグッと来るものもありましたしね。

大学生の頃は、私も将来はこんな生活や恋愛がしてみたいものだと憧れておりました。

またハートカクテルにはアニメ版もありました。私はどちらかと言うとアニメ版の方が好きだったかも知れません。

そこで今回はこのハートカクテルを紹介したいと思います!個人的には名作だと思っておりますので1人でも興味を持って頂けたらうれしいです。

 

アニメ版のハートカクテル

アニメ版のハートカクテルは何時頃に放送されていたかはっきり覚えてないですが、深夜1時ぐらいではなかったかと思います。

ただ一般的なアニメではなく、静止画に近い5分ぐらいのアニメでしたね。

で、アニメ版の正式なタイトルは「たばこ1本のストーリー  ハートカクテル」でした。このタイトルから分かるようにJTの提供でしたね。

ほぼ原作に忠実なストーリーだったと思いますが、もしかしたらアニメ版のオリジナルストーリーもあったかも知れません。

 

放送されていたのは1986年から1988年ぐらいですが、その頃はバブルの真っ盛りでした。古き良き時代でございます。

そんな中で私は東京で悶々とした生活をしていたわけですが、いつかはハートカクテルのような都会的な暮らしをしたいと思っておりました。

個人的には当時のライフスタイルをよくあらわしている漫画、アニメではないかと思います。当時はレンタルDVDではなくてVHSビデオでしたが、よく借りて来て見ておりました。

個人的に印象に残っているのがシンデレラエクスプレスですね。何話かありますが、こんな恋愛がしてみたかったと今でも思います。

ただ私はシンデレラエクスプレスハートカクテルが元だと思っておりましたがそうではありませんでした。

シンデレラエクスプレスは普通にJR東海が始めたようですね。

 

ドラマスペシャルやDVDもあった!

それから私はまったく知りませんでしたが鈴木保奈美さんとかが出演されたドラマスペシャルも2話ほど放映されているようです。

鈴木保奈美さんも当時を代表するトレンディ女優の1人です。どんな作品か分かりませんが、機会があれば見てみたいですね。

鈴木保奈美さんも現在はとんねるずの貴さんの奥さんですが、そのとんねるずもハートカクテルのパロディのコントをやってましたね。

 

あと2003年にはハートカクテル誕生20周年と言うことで、ハートカクテルアゲインと言うDVDが発売されています。やはりそれなりに人気がある作品だったと言うことですよね。

ハートカクテルが青春の1ページだった、と言う方もいらっしゃると思います。

 

音楽も魅力的だった!

アニメ版のハートカクテルの魅力はストーリーだけではありません。音楽もまた素晴らしかったです。もちろん私個人の感想ですけどね。

その音楽を担当されていたのは松岡直也さんです。松岡さんの音楽はラテン、フュージョン、ジャズをミックスした感じだと思います。

その都会的な雰囲気の音楽がハートカクテルにぴったりだったと思います。

私もサントラをカセットテープに録音して車の中でよく聴いておりました。首都高とか第三京浜とか走っていると気分は最高でしたね。最も渋滞に引っかかれば台無しでしたけど。

それとカセットテープも懐かしいですね!

 

ただ残念なことに、松岡直也さんが死去されたそうですね。76歳だったそうですが、心からご冥福をお祈りいたします。

まだお若いと勝手に思っておりましたが長く活躍されていますからね。

 

あと当時は知りませんでしたが松岡直也グループのギターを担当していたのは和田アキラさんです。

和田さんといえばかつて存在したバンド、プリズムのギタリストですね。

私も高校生の頃に一生懸命コピーしたものです。でも今になって改めて聴くと本当にこういった曲を弾けていたのかしらんと思います。もちろん不完全に決まっていますけども。

和田さんは当然ながら松岡さんに比べればかなり若いです。これからも松岡さんの分まで活躍して頂きたいですね。

 

最後に・・

今回はわたせせいぞうさん原作のハートカクテルを紹介させて頂きました!

古き良き80年代半ば~後半の、バブルの頃の様子が分かる作品だと思いますけどね。またこの作品のファンだった方も多いでしょうね。そうでなくてもご同輩、同世代の方ならまったく知らない方でも懐かしいと感じるはずです。

バブルの頃を懐かしむだけでなく、素敵なストーリーがいくつもありますので機会があったら見て頂きたいと思います。

それと若い世代の方にもおすすめしたいですね!ただ面白いと思うかどうかは正直、何とも言えないですが。