キリンラーメンがキリマルラーメンに名前変更!その理由と味は?

キリンラーメンというインスタントラーメンがネットで話題になっていますね。

数年前からじわじわと人気になっていたようですが、2013年にテレビ番組「マツコの知らない世界」で紹介されたことが大きいようです。

またその後もテレビ番組や雑誌で何度か紹介されていますが、2018年の秋に名前がキリマルラーメンに変更されるとのこと。その理由が気になりますよね!

それと実際にどんな味がするのでしょうか?私も食べてみましたので、個人的な感想もアップしたいと思います。

 

キリンラーメンとは?名古屋の味なのか

キリンラーメンは愛知県の碧南市の小笠原製粉と言う会社が昭和33年から製造しています。ですが1995年に一度製造中止に追い込まれてしまったそうです。

それでも地元や全国からまた作って欲しいとの声が上がり製造を再開したという経緯があるようですね。2002年からは本格的に製造する体制を整えたとのこと。

ただネットでは名古屋の味とか言われていますね。名古屋圏以外の方は碧南も名古屋も同じに思えるのでしょうか。確かに同じ愛知県ではありますが碧南は三河、そして名古屋は尾張の中心です。

私も名古屋で育ちましたがキリンラーメンの名をまったく聞いたことがありません。当然ですが食べたこともありません。

ですので名古屋のソウルフードとか書かれている記事を読むと違和感を感じます。碧南のソウルフードなら分かりますけどね。

 

それはともかく製造元の小笠原製粉さんは製造を再開する際に、地元貢献というコンセプトを打ち出しておられます。

地元の食材や業者を使って製造しているそうですが、これは良い試みだと思いますけどね。それに大手に対してローカル、地元密着の会社が生き残って話題になるというのもいいものですね。

是非頑張って頂きたいものです。

 

キリンラーメンを食べてみた感想!

ただ話題になっていると食べてみたくなるのが人情でございます。それも高級食材ではなくインスタントラーメンですからね!

とりあえず近所のスーパーで探したらちゃんと売っていました。それもキリンラーメンだけでなく姉妹品のペンギンラーメン(シーフード味)、カピパララーメン(ゆずしょうゆ味)もありました。

価格は1食157円とちょっと高いですね。

見た感じは正直微妙です。良く言えばレトロな感じということでしょうか。映画の3丁目の夕日に出て来そうですね。

それと普通のインスタントラーメンに比べると薄っぺらいです。その分表面の面積は広いですけどね。

 

姉妹品だけでなく、キリンラーメンにもしょうゆ、みそ、しおの3つの味がありますが、私はオーソドックスなしょうゆ味にしてみました。

パッケージを開けると中にトレーのようなものが入っていてその中に麺が入れてあり、さらに透明の袋に入っています。この当たりは手が込んでいますね。もっとシンプルに出来ないのでしょうか?

 

で、気になる味ですが、ネットでは懐かしい味とよく言われていますが確かにそんな感じがします。昭和テイスト、昭和の味という所でしょうか。

そう言えばわしらオッサンが子供の頃に食べたインスタントラーメンの味はこんな感じだったのかなと思います。

でも個人的にはまずまず美味しいと思いました!

もう少し安ければ、インスタントラーメンを購入するならキリンラーメンを中心にしてもいいんですけどねえ。

まあ高いと言っても知れてはいますがインスタントラーメンとしては少々高いですよね。

 

キリンラーメンの名前が変更に!その理由は?

そのキリンラーメンが2018年の10月頃からの出荷分から名前が変更になるとのこと。大手ポータルサイトでも話題になっていますよね。

ちなみに新しい名前はキリマルラーメンだそうです。一般公募された3つの候補の中から公式サイトでのネット投票により決まりました。

確かに元の名前とかけ離れていてはねえ。キリマルラーメンならまあ無難ですよね。

 

ただ気になるのはなぜ名前が変更になったかです。公式サイトの発表では大人の事情により変更せざるをえなくなったそうですが、その大人の事情と言うのが気になりますよね。

まあ公式には発表されていないようですが、大手飲料メーカーのキリンと商標権でもめていたらしいです。でもキリンも放っておけば良いと思うのは私だけでしょうか?飲料水ならいざ知らず、インスタントラーメンですからね。

でもそれは素人考えと言うやつかも知れませんね。

いずれにしても名前が変更されることで、再び注目を浴びた形になっていますし何よりもこれからも販売され続けるわけですからね。

結果オーライかも知れません。

 

まとめ

今回は愛知県のローカルなインスタントラーメンのキリンラーメンを取り上げてみました。もうすぐキリマルラーメンに名前が変更されますが、結果としてプラスになったのかも知れません。

お味の方はわしらおっさんが食べれば懐かしく感じる味だと思います。まあ好みは人それぞれですが、お口に合う方も多いと思いますよ。

それに地元への貢献と言うコンセプトもあるのでメーカーさんにはこれからも頑張って欲しいですね!