私はスタジオジブリは特に好きではありません。しかしアンチかと言うとそうでもないです。
まああまり見ていないから何とも言えないというのが本当の所です。それにやはり大人向けではないですよね。独り者のオッサンが見るにはきついものがあると思います。
ただ紅の豚だけは好きですね。宮崎監督自身も中年男向けのアニメと仰っておられるそうです。たしかにセリフやテーマ曲もかっこいいですし、渋いアニメであることは間違いないでしょうね!
そこで今回はこの紅の豚を取り上げてみたいと思います。
紅の豚は中年男・大人向け?
と言うことで宮崎監督はこのアニメは中年男向けと言っておられるようです。
でも個人的には大人向けと言えるかどうか微妙な気がします。大人でも楽しめるアニメといった感じだと思いますけどね。
もちろん全体的な雰囲気やテーマ曲など魅力たっぷりで渋いアニメですけどね。
それと一部ではハードボイルドなアニメと言う評価もあるようですが、個人的にはそれはないと思いました。森山周一郎さんが主人公のポルコ・ロッソの声をあてているからそういった評価も出て来たんじゃないですかね。
もし森山さんの声でなかったら大人向けという評価にもならなかったかも知れません。いずれにしても森山さんの起用は大正解だったと思います。
紅の豚の名言、渋いセリフ
ストーリーとしては名作「カサブランカ」の影響があるとも言われていますよね。でもカサブランカは2人の男性と1人の女性の三角関係です。
紅の豚は主人公ポルコ・ロッソ(マルコ)とジーナとフィナの女性2人ですからね。それもヒロインの1人、フィナはまだ17歳の設定です。
ちなみにポルコ・ロッソ(マルコ)は36~37歳、ジーナはおそらく同世代か少し上ぐらいでしょうか。まあ三角関係と言う面では同じかも知れませんが、やはり違うような気がします。
それにストーリーがどうこうと言うよりも、
「カッコイイとは、こういうことさ」
「飛ばねぇ豚はただの豚だ」
というキャッチコピーを始めとして渋いセリフ、名言がいくつも出て来ますよね。そういうものを楽しむアニメだと思います。
紅の豚はテーマ曲が渋い!
それからテーマ音楽、サントラも渋いですよね。
音楽を担当されたのは久石譲さんですが、マルコとジーナのテーマがいいですよね。帰らざる日々と言うのが本当の曲名のようですがこれがメインテーマになるのかな?
おっさんもこんな曲を聴きながら夜の都会の高速を車で流したり、夜景を見ながら酒でも飲んでみたいものでございます。
まあ今の私には夢のまた夢でございますが。また加藤登紀子さんが歌う時には昔の話をも渋い曲だと思います。
ポルコ・ロッソの飛行艇の名前は?
あとポルコ・ロッソが乗っている飛行艇がこれまた渋いと来ています。
ただ実際に同じ形の飛行艇が存在するのかどうか疑問に思いました。でも検索したら、サボイアS.21試作戦闘飛行艇という機種だそうです。
無尽蔵にお金があればああいった乗り物も一機欲しいですね。これも夢のまた夢ですが。ただ日本で個人で飛行艇に乗っている人っているんですかね?まあどうでも良いことですが、日本も広いので何人かはいるかも知れません。
それとサボイアS.21のフィギアやプラモデルも販売されているんですね。やはり紅の豚の影響でしょうね。
まあフィギアぐらいなら貧乏なおっさんでも買えますわ。でもさすがに今の所、欲しいとは思わないですけどね。
まとめ
と言うことで今回はスタジオジブリのアニメ紅の豚を取り上げてみました!
私も個人的に好きなアニメですが、ストーリーそのものよりも雰囲気や音楽、カッコいいセリフ、名言を楽しむアニメだと思います。
もちろん名作だと思いますけどね。おっさんの私でもたまに見たくなります。と言うことはやはり宮崎監督が仰るように、中年男向けのアニメと言うことでしょうか。
ですのでジブリの中でもこのアニメだけはそのうちDVDを買おうと思っています。