クイーンは70~80年代を中心に世界的な成功を収めたロックバンドの1つですよね!日本での人気も絶大で所謂ビッグ・イン・ジャパンの代表的なバンドでもあります。
何を隠そうこのわしが生まれて初めて行ったライブがクイーンの名古屋公演でございます。ライブに行くぐらいですから大好きだったんですが、正直その後はあまり個人的な思い入れはありません。
でも2018年にヴォーカルのフレディ・マーキュリーの半生を中心に描いた映画「ボヘミアン・ラプソディ」が日本でも公開されました!興行成績もかなりのものでしたよね。
ですのでレンタルが開始になるのを楽しみにまっておりました。今回はその感想をアップしてみます!
映画「ボヘミアン・ラプソディ」とは?
映画「ボヘミアン・ラプソディ」はクイーンのヴォーカルで1991年にエイズが原因で死去したフレディ・マーキュリーの伝記映画です。クイーンの名曲ボヘミアン・ラプソディがそのまま映画のタイトルになっていますね。
クイーンの結成からデビュー、バンドとしての成功、フレディと他のメンバーとの確執、そしてそれを乗り越えてライヴエイドでの伝説のライブを行うまでの話ですね。
またフレディの元恋人との出会いとフレディが自分のセクシャリティがゲイであると気付くことによる別れ、その後の絆も描かれています。
また音楽プロデューサーはクイーンのメンバーであるブライアン・メイとロジャー・テイラーが担当していますね。やはりこれは大きいと思います。
圧巻!ライヴエイドの再現ぶりは凄い!
この映画の最大の売り、見せ場はライブエイドのシーンでしょう。よくこれだけのスケールで寸分違わずと言っていいぐらい再現出来たものだと思います。
まさに圧巻でございます!クイーンのギタリストであるブライアン・メイも特典映像で「まさに鳥肌ものだった」とかライヴエイドのシーンを見て「自分たちだと思った」と言ってましたからね。
フレディ・マーキュリーを演じた主役のラミ・マレックを始めブライアン・メイ役のグウィリム・リー、ジョン・ディーコン役のジョゼフ・マゼロ、ロジャー・テイラー役のベン・ハーディ・・
誰もが素晴らしいと思います。ただ外見が似ていると言うことならブライアン・メイ役のグウィリム・リーじゃないですかね。メイ自身が言うようにライヴエイドのシーン本人にしか見えません。
しかし良くない言い方をすればクイーンのそっくりさんによる再現フィルムに過ぎないかも知れません。しかしあれだけのレベルの再現フィルムを金に糸目を付けないから作れと言われても出来ないでしょう。
演じた役者さんたちは全員死に物狂いで楽器を練習したそうですからね。またブライアン・メイやロジャー・テイラーも演奏を教えたそうです。彼らもこの映画には並々ならぬ期待をしていたんでしょうね。
そういったメンバーのサポート+役者さんたちの努力+スタッフ・エキストラも含めたチームワークとかいろいろな要素が融合して反応を起こした結果があの鳥肌ものの映像だと思います。ただ監督とはひと悶着あったみたいですけどね。
ですので個人的には再現フィルムのようなレベルだとは思わないですね。このシーンを見るだけでも価値があると思います。
しかしクイーンを長年見て来た熱狂的なファンの方が見ると・・また違った感想になるかも知れませんね。
ライヴのシーンで歌っているのは誰?
ただいくらライヴエイドのシーンが凄いと言っても歌は口パクだろうと思っておりました。それに合わせてギターやドラム、ベース、ピアノを弾いていたのだろうと。
もちろん映画ですからね。それで問題ないと思いますし実際にあのパフォーマンスですからね。
しかしフレディ自身の歌声も使われたそうですが、フレディ役のラミ・マレックも歌っているとのことです。ピアノの演奏だけでなく少しだけかも知れませんが実際にに歌っているとはねえ。これにもビックリですね。
あとクイーンの公式トリビュートバンドの「クイーン・エクストラヴァガンザ」のヴォーカルを務めるマーク・マーテルと言う方も歌っているそうです。
この方の声や歌い方はフレディにそっくりと言われているそうですが、確かにその通りだと思います。
よほどのファンでないと聞き分けが出来ないかも知れませんね。
映画としての感想・評価は?
ただ「ボヘミアン・ラプソディ」を普通に映画として見て見るとどうですかねえ。大変失礼ではございますが、それほどでも・・と言うのが個人的な感想です。
もちろんクイーンが青春だったと言うような熱烈なファンの方が見れば絶賛されると思います。事実、そういう感想が多いですよね。逆に否定的な感想をお持ちの方もいるようですが。
一方ではただのミュージックビデオと言うような感想を述べておられる方もいます。わしもどちらかと言えばこちらの感想に近いですね。
しかし繰り返しますが、ライヴエイドのシーンは圧巻です。これだけでも見る価値はあると思います。
それと見るならライヴエイドを完璧に再現した完全版ですね。わしはどうやらそうでない方を見てしまったようです。それが少し残念です。
あと音響設備の整った映画館まで足を運べば良かったと少々、後悔しています。そうすればもっと凄いと思ったかも知れません。でももう遅いですよね。
最後に・・
今回はクイーンのヴォーカルのフレディ・マーキュリーが主人公の映画「ボヘミアン・ラプソディ」を見た感想を記事にしました!
くどいようですがライヴエイドのシーンが素晴らしすぎます。このシーンを見るための映画だと個人的には思っています。
わしはクイーンは初期はファンでしたがちょうどボヘミアン・ラプソディーの頃からはあまり聴かなくなりました。ハッキリ言えば好きではなくなりました。
その後もあまり聴くこともなく思い入れもないですが、この映画を見てまた印象が変わりました。これからまた聴く機会も増えると思います!